まず体育の教員免許と言う物は存在しません。 あるのは中学の保健体育の免許と、高校の保健体育の免許です。 なお、通信で取る場合には「星槎大学」で免許を取って下さい。 理由は簡単で、教員免許はどの大学でも取れるという物ではありません。 教員免許が取れる教職課程は、文部科学省の認可が必要です。 通信制の大学の中で保健体育の教職課程の認可を受けている大学は、全国に1校、星槎大学しかありません。 他の通信制大学では取る事が出来ないので注意して下さいね。 また星槎大学に在籍したとして、免許が取れるかどうかは別問題です。 星槎大学は中学と高校の両方の教職課程の認可を受けていますが、"免許は取っていない方"の単位の取得状況が重要になります。 教員免許には中学と高校でそれぞれ免許に必要な科目が決まっています。 例えば元々の大学で体育学の単位を取ってとれば、通信制大学で体育学の単位を基本的には取る必要はありません。 ただし、元々の大学で体育学Ⅰ(1単位)と体育学Ⅱ(1単位)の2科目があって、体育学Ⅰ(1単位)だけを取った状態で通信制に入ったら、体育学(2単位)と言うような場合には、体育学Ⅱを取ってなかったので再度体育学を取るのか、それとも体育学ⅠでOKなのかと言う判断は、教育委員会で一人ひとり確認してもらうしかありません。 なので元々の大学で何単位取っていて、通信制大学で何単位必要なのかは人によります。 また教員免許のためには中学も高校も単位数としては59単位が必要です。 しかし必要な科目は多少異なります。(高校は進路指導が必要ですし、中学は道徳指導が必要だったりするので) と言う訳で、あと1単位で取れる人にとっては簡単ですが、あと59単位全部が必要だったら結構時間がかかるとは思います。 そして残っている科目により難易度が全然違います。 中学と高校共に最大の難関になるのは「教育実習」です。 中学の場合は5単位、高校の場合は3単位が必要です。 実際の実習期間で考えれば中学の教育実習は3~4週間、高校の教育実習は2~3週間です。 (厳密に言うと中学は180時間、高校は90時間の実習が必要です。これを換算すると中学なら3~4週間くらい、高校なら2~3週間くらいになります。定期テストなどで半日で終わってしまう日が何日か有ると時間数が足りないので長くなります) また中学の場合には介護体験という体験も7日間必要になります。 どちらも平日の昼間に必要なので、仕事をしているととても大変だと思います。 体育実技は最低45時間の講義が必要なので土日などで4日間必要です。 例えば陸上と水泳をやりたければそれぞれ45時間なので2科目で8日間になる訳です。 残っている科目によりかなり難易度に差が出るので注意して免許取得に挑んで下さいね。
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