建築工事で「作業指揮者」と「作業主任者」の違いってなんですか？ 国交省の工事で現場に名前を掲示しなければいけないのです…

Question

建築工事で「作業指揮者」と「作業主任者」の違いってなんですか？
国交省の工事で現場に名前を掲示しなければいけないのですが、特に指揮者が何を表すのかわかりません。

主任技術者か職長では駄目なんでしょうか？

Answer 1

足場の組立て作業主任・建築物の鉄骨の建て方作業主任・地山の掘削、土留め支保工作業主任などの
ようにその作業において作業主任の資格(技能講習済みで修了証を所有する事)がないと指揮できません。
ただ規定があって足場ならその高さが5ｍ以上、鉄骨の建て方もその高さが5ｍ以上、地山の掘削は深さが
2ｍ以上の場合これらの作業主任資格が必要になります。
規定をしたまわる工事なら主任を選任しなくても良い事になります。その場合作業指揮者は無資格でも良い
との判断でしょう。
主任技術者は建築士・施工管理技士などの資格がたいていは要求されますが、10年以上の実務経験でも
主任技術者になれますがあまり聞きません。主任技術者であっても前出の作業主任資格を持っていなければ
その作業の指揮はできません。また職長というのは下請けの頭などが特別教育を受けて専任されるものであり、
作業主任の資格をあわせ持つ事が一般的です。

Answer 2

「作業指揮者」：元請側の年配者。

「作業主任者」：元請側の主に現場作業責任者。

「職長」 ：現場作業において下請側の作業責任者。