カメラマンになりたい！学校〜どこでも構わないので安い所で教えてくれる所はないでしょうか？ ちなみに、カメラマンの資格と…

Question

カメラマンになりたい！学校〜どこでも構わないので安い所で教えてくれる所はないでしょうか？
ちなみに、カメラマンの資格とはどの様なものですか？？国家資格ではないので無くてもあっても変わりないですか？？

Answer 1

カメラマンと言ったっていろいろでしょ?

雑誌でグラビアとかインタビューとかポートレイト撮るのもいれば、
コピー機や蛍光灯のカタログ写真を撮るのもいるし、
なんだかよくわからないゲージツ作品を撮るのもいるし、
「戦場カメラマン」も
風景写真家も。。。

とりあえず、地元の写真サークルにでも入ってみたら?
文化センターとか市民ギャラリーとか公民館とかに問い合わせれば連絡先、教えてくれると思うよ。

地元の写真館のオヤジに話を聞いてみるのもいい。それこそ写真サークルを主宰してたりする。

「学校」はみんな高いよ。

で、全般的にカメラマンは「職業」としてはうまくいかない。

やりたかったら難関大学に入って新聞社や通信社、大手出版社に入り、写真部とかに配属されるのを狙うのがいい。

Answer 2

資格なんかないよ。カメラを持ってりゃカメラマン。
写真屋さんと、写真家とじゃ、職種が別。
一流の写真家は、専門分野の知識が半端じゃない・・・。

私の師匠は町の営業写真館のオヤジさんですわ。
暗室は、一緒に入って見てただけ。
大判カメラの使い方も、ライティングも、見てただけ。
私は「押しかけ丁稚」と自称しておった。

さてと。
あなたは何を伝えたいのかな？
伝えたいものがないのなら、写真屋さんにはなれても、写真家にはなれません。
だからといって通常は、写真家よりは写真屋さんのほうが技術はずっと上なんだよなあ。
画家が映画館の看板を描けないのと同じです。
職種が別だっていう意味、これで判ったかな？

さて。
「自称・怪しいカメラマン」であった私が、一応は認知されたのが、某コンクールに初めて応募し、いきなりグランプリもらった時だなあ。
しかしそれじゃまだプロとは呼ばれん。
で、それから一年後、銀座のカメラメーカーのギャラリーで個展をやった。
しかしまだ「怪しい」まんまだったね。

で、大手の出版社やカメラ雑誌の会社を回ったのね。「営業」ですな。
２社から仕事を貰ったよ、総額２００万は超えていた。これが私の「デビュー」です。

私はかなり幸運だったと思うよ。でも、食えん。
グランプリもらった時に、「東京に出てこい」と大先生らに言われたけれど、行かなかった。「東京には、撮りたいものがありません・・・」
あかんよなあ。そんなことしてちゃ。

もう２３年も経っちまった。誰も「怪しい」とは言わなくなった。
でもさ、いまだにマニュアルカメラでフィルム使ってるぞ。絶滅危惧種ですわ。
「君は金よりも名誉を取った」と知り合いのスタジオカメラマンに言われました。
そんなつもりはありません。名誉だとも思ってないし。「一流の条件」をクリアしてきただけです。
「コンビニでバイトしようかな・・・」と嫁に言ったら、「しなさい」と言われちまった、その程度のカメラマンです。

さてと。
旅行会社のパンフ、貰ってきて御覧。プロの写真、ほとんど使われてない。
つまりだ、超斜陽産業なのだよ、写真家は。

東京の大出版社の編集部に、「写真担当重役」がおられます。
あなたによほどの根性と厚かましさがあれば、写真は見ていただけるでしょ。
超高層ビルの前で怯んでるようじゃ、いい写真は撮れません。

写真は技術よりも根性です。その根性の源泉は、「何かを伝えたい」という情熱だよ。
伝えたいという以上は、半端な知識じゃいけません。
昆虫写真家や動物写真家、海中写真家、色んな方がおられるけれど、あの人たちの知識は学者並み、根性は言うまでもない・・・。ホントの命がけでやっておられるよ。
情熱がなきゃ、あんなことは出来んよ、採算度外視だもんね。