解決済み
通訳が職業の方に何点か質問いたします。今度通訳の仕事に就業します。初めてなので何もわからず、正直不安です。 ①どの分野を専門にされていますか?②苦い失敗の経験と、それから学んで気をつけている教訓などを教えて下さい。 ③上達、もしくは腕を落とさないように日頃訓練していることなどがあれば教えて下さい。 ④ご自分の経験から、初心者向けのアドバイスを頂ければ助かります。 答えられる分だけで結構ですので、番号に沿ってご回答頂ければ嬉しいです。
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アメリカで企業通翻訳しています。 ①製造です。日本企業で大手を2か所ほど。設備の規格・ライン作りから設置や改造・調整などの工事、経営方針から設備仕様におけるトレーニングなど、製造に関することは一通りやっています。 ②設備名や工場独特の名称などに悩まされています。工場があるのは田舎なので田舎特有の訛りが時として聞き取れず同時通訳するのがたまに苦痛。学んだのは「勇気出して訊き返す、通訳は時として図々しくてちょうどいい」こと。通訳が理解できないことは訳せない! ③どんな日常会話やテレビの内容でも、知らない単語やフレーズがあったら速攻調べる。映画などは字幕付きで(同時作業していて聞き取れない時が多いため)単語の勉強、使わないけれど時々ポッと使うのに便利。 環境が英語圏なので日米両方母国語でも日本語を使う方が少ない方(あまりそうでもないですが)。ネットで日本の小説などを購入してよく読む。京極夏彦などの作品ぐらいならサクサク読める。語彙が多くないといろんな言い回しができないため。 どんなことでも脳内で訳す。職業病だけど、他の人の会話でもほぼ無意識で「日本語で言うなら・・・」と訳しながら聞いたり、展示物の説明なども読みながら同時に訳す。どんなことでも『訳す癖』をつけないと、いざという時出てこないため。プライベートでもずーっと脳は同時通訳モード(切り替えができない)。 ④とにかく語彙を増やすことと、日頃から知っているとしても「実際訳す時は出てこない」ものなので、言語の切り替えを随時して無意識にできるようトレーニング。通訳が遅いと会話や会議がその分遅くなるので、できる限り『文章は後にして単語だけでも引っ張り出す』重要さを忘れないこと。 必要あらば『敬語は無視して会話口調でもいい』ということで内容が正しく訳せていること重視。通訳はスピード重視。勝手に重要かどうかを判断せず、内容ももれなく訳すこと。重要なのは内容であり、敬語などのスタイルではない。 自分用の単語帳を書いて通訳用辞書を作る。他の通訳への申し送りにも使えるし、一度書いたら忘れないため。
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