写真集を作る際のデザイナーと編集者の役割について 出版や編集に関わったことがある、または知識のある方にお尋ねします…

Question

写真集を作る際のデザイナーと編集者の役割について

出版や編集に関わったことがある、または知識のある方にお尋ねします。写真集を作る人になりたいのですが、
写真集が作られる際に、表紙にする写真を選んだり、
中に入れる写真の順番を決めたりするのは編集者の仕事でしょうか。
それともデザイナーの仕事でしょうか。

編集者は本のテーマや企画を考える人だと言われますが、写真集は基本的に写真集の制作を依頼する写真家がテーマや内容を決める物だと思っていたので、
実際の本の作り（色味や、中に入れる文字の色やフォントなど）や、本の中の写真の構成（余白をとるのか、どの写真の次にどの写真を入れるのかなど）は誰が決めているのか気になりました。

よろしくお願い致します。

Answer 1

ものすごく大雑把に言いますと「みんなで相談して決める」です。

どの写真を選ぶか？や、掲載の体裁にもそれぞれに意向があります。

編集者は、条件面での折り合いを考えますし
当然、依頼主や写真家本人にも希望はあるでしょうし
デザイナーは、それらの様子をうかがいつつ、
自分の美意識でまとめようとします。

どこまでの範囲にそれぞれが関わるかは
ケースバイケースとしか言いようがありません。

何度か打ち合わせして、
依頼主（クライアント）のOKが出るような形に仕上げて行きます。

＞本の中の写真の構成（余白をとるのか、どの写真の次にどの写真を入れるのかなど）は誰が決めているのか
これは、デザイナーですね。
ですから、それぞれのデザイナーの個性は出ますよ。
「ここの余白を広げて欲しい」等の要望が入っても
それに実際に対応（レイアウト）するのは、デザイナーです。

Answer 2

その写真集の性質によります。
写真家が自らの作品を発表する媒体としての写真集であれば、当然ですが9割以上写真家に決定権があります。
アイドルのグラビア写真集とかそういった話であれば、また全く違った話になってきます。

>写真集は基本的に写真集の制作を依頼する写真家がテーマや内容を決める物だと思っていたので

こんなことを仰っている辺り、前者かなぁ？という気がしたのですが。

貴方の興味があることは、何なのでしょうか？
写真がすきで、写真集をつくることに興味があるのだったら、コマーシャル・フォトグラファーでもしながら、合間に作品撮りでもするという道のほうが。
写真集に限らず、本を作り上げることに興味があるのだったら、エディトリアルデザイナーとか、編集者ということになります。