解決済み
旅行業界 僕は現在高校3年で国際観光科を受験しようと考えているのですが、その中の国際観光専攻、ツアコン観光ガイド専攻、マリンクルーズ専攻で悩んでいます。 なりたい職業は ツアーコンシェルジュ 海外旅行のツアーコンダクター 飛鳥など観光客船の従業員 の3つのどれかです。 この3つの職業について知っている方アドバイス下さい。 どの職種の需要が高く、就職難易度が低いのでしょうか? 国家資格も必要であれば頑張って取りたいと思っています。 客船を運行している会社に入るのは大変だと思うのでマリンクルーズ専攻に入るのは不安に感じています。 3つのそれぞれの職に就くためには何を頑張ればいいのか、仕事内容など詳しく教えていただければありがたいです!! よろしくお願いします。
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旅行会社に勤務しております。 一応、カウンター3年・パッケージ海外旅行手配5年をそれぞれ経験しています。 まず、ご気分を害してしまううかも知れませんが、旅行業界では 「観光学関係 卒業の人間は使い物にならない」というのが定説です。 理由は「旅行業と観光学は似て非なるものであるから」です。 商売と学問は違います。 旅行業=観光学という単純な方程式で、 進路を決められているのでしょうが、 それでしたら、旅行関係の専門学校に行かれる事をお勧めします。 上記を踏まえた上で、簡単に解説させて戴きます。 なお、私個人の主観も入っておりますが、その辺は予めご承知置きをお願いします。 <ツアー コンシェルジュ> HIS・旅工房(両社ともに業界でTOP5に入るブラック企業)で使っている名称です。 「お客様のご希望の内容を具体化する」という様な うたい文句でしょう。 広く浅く全世界の知識が必要です。インターネットで調べられる程度の情報は お客様も持ち合わせております。 一般的にはカウンターセールスです。 お客様の希望内容から最適な商品を薦めるというのを格好良く言ってます。 <海外旅行のツアーコンダクター> 旅程管理主任者という資格が必要です。 この資格は旅行会社または添乗員派遣会社に所属していなければ、 受験資格はありません。 添乗員の平均年齢は50歳前後ですが、阪急交通社(こちらも業界でTOP5に入るブラック企業)系列は契約社員で添乗員を新入社員として募集しているので、平均年齢を下げています。 ツアーコンダクター(ツアーの指揮者)という名の通り、現地では自由時間以外のお客様の行動における最高責任者です。近年、旅行参加者は40~60代が中心です。 そのため、敬語や先読み等が必要なスキルとなります。また英語は必須です。 最低でも「観光局の英語ホームページを辞書なしでほぼ理解」し「英語で20分程度」会話を続けられる位の英語力は必須です。(阪急交通社では求められておりません) <飛鳥など観光客船の従業員> こちらは大きく分けて2種類あります。 1つは「船内勤務(エンターテイメントのスタッフやコックさん・ルームキーパーなど)」 もう1つは「運行企画(船の航路を考えツアーを企画する)」です。 船内勤務の場合は確実に英語が必須です。 ですが、新入社員であれば、その辺はあまり求められません。 運航企画は旅行会社の企画と同じです。 ですが、クルーズ会社の場合は確実にクルーズに実際に乗船する事から、 スタートになります。 簡単ですが上記が仕事内容です。 クルーズ関係のお仕事は「クルーズ 求人」あたりでGoogle検索すれば ある程度の情報が出るかと思います。 最後に現実的な話しです。 給料は旅行会社の場合は初任給総額で20万程度ですが、 この金額から昇給は難しいです。 30代の基礎給与平均(総額)が25万程度です。 またクルーズの場合は3~4ヶ月連続勤務で、 1~2ヶ月程度の休日という勤務体系です。 給料はクルーズ会社によって違います。 もし、本当に旅行業界を志望されるのであれば、 観光学部はお勧めしません。 その変わり、旅行専門学校をお勧めします。 大学卒業を希望されるのであれば、 観光学以外の学部に行き、就職を考えてから、 旅行専門学校に行かれるのも1つの方法です。 (私は大学卒業後、旅行専門学校の夜間部へ入学しました) 旅行業界は華やかな様で実際は非常に地味な業界です。 華やかなイメージを想像されているのであれば、 別な業界を目指されることを強くお勧めします。 最後に長文になりましたが、お許しくださいませ。
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