研究開発職で下流側（技術営業に近い職種）へ転職した場合、 もう二度と上流側（製品開発など）へ戻ることはできないものでし…

Question

研究開発職で下流側（技術営業に近い職種）へ転職した場合、
もう二度と上流側（製品開発など）へ戻ることはできないものでしょうか？化学系企業の技術職への転職を考えています。
現在は化学系企業の製品開発職（エンジニア）をしており、
転職は同業種での技術職を考えております。

興味のある企業の募集案件の業務内容を見ると、
製品開発と書いてあるものの、
「営業とマーケティングのサポートがメイン（６０～７０％）」
という書き方がされています。
また自身がラボに入って製品開発をすることはないようで、
実験などは外部や社内の別の部署に委託するそうです。

したがって技術職と書いてはいるものの、
いわゆる技術営業職ではないか？
と思います。

現在数年（５年未満）の化学製品開発経験があるのですが、

一度下流側、つまりテックサービスへ転職してしまうと、
将来的には二度と技術開発（特許を取得したりする程度の）へは
戻れないものなのでしょうか？
（もちろん過去の業績にも影響されるところだとは思いますが。。）

Answer 1

一回下流側にというよりも転職すればそれっきりと言う場合が多いです。
研究者の即戦力と言う意味では大学院卒、あるいは博士を取れば問題ありませんので他所の企業から採ってくるというのはあまり想定されていません。
と言うのも、少しでも分野が違えば結構大きなハンデになってしまう上、分野が近ければ前の会社で得た知見を使ってはいけないと言う条項に引っかかり、後々厄介だからです。

民間企業から民間企業へ転職してバリバリの研究に進むと言う事はそもそもほとんど無いはずです。
また、2回目の転職を行った際にまだ第一線の研究者であり続ける年齢と言う事もあまり無いでしょうし、そもそも何回も転職する人に革新的な技術を預ける訳には行きません。またすぐに転職して居なくなってしまうかも知れませんし、最悪別の会社へ売られる可能性もあります。

そんな事もあり、バリバリの研究を続けたいのであれば研究所や大学への再就職を狙うか、転職などしない事です。