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日本史について質問です。 平安時代は末法思想が流布し、密教の加持祈祷によって現世での救済を求める 風潮が広まった…

日本史について質問です。 平安時代は末法思想が流布し、密教の加持祈祷によって現世での救済を求める 風潮が広まった。また、山岳修行を基礎とする天台宗と真言宗が相次いで成立し、仏教界に新風を吹き込んだ。 質問① 末法思想とは、シャカの死後、2000年をへると末法の世となり、仏法がおとろえて 世の中が乱れるという思想で、日本では1052年からその時代に入るとされた。 ということですが、末法とはなんでしょうか? 質問② 密教とは、僧侶が一般の人に宗教の考え方を教えないということですか? また、現世での救済求めるとは、生きているうちに加持祈祷を密教の人に してもらえれば、悪いことをしても助けてくれるということですか? 質問③ 天台宗とは、この世の中の全てのものが、仏になることができるという考えでしょうか? また仏とは死んだ者ということですか? 質問④ 真言宗とは、人間だけが生きたまま仏になれるという考えでしょうか? 質問⑤ 仏教界に新風を吹き込んだというのは、今までの僧侶は、都の中の寺に住み、 普通の人々と交わって、充分な修行をしなかったけど、天台宗と真言宗は、山 に寺を作り、厳しい修行をしたから、ということですか?

補足

質問①で正法とは、釈迦とか仏教を始めた人が生きている時代、 像法は、釈迦などから直接教えを受けた人が後輩?に教える時代、 末法は釈迦など創始者を誰も見たことがない時代みたいな感じですか? 質問④の人間が肉身のままで究極の悟りを開いて、の肉身とは 生きている時ですよね?また究極の悟りとはなんですか?

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回答(1件)

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    【補足】 ①ちょっと違いますが、試験対策としては「釈迦の教えがきっちり守られる(正法)」→「何とか体裁だけは守っているように見える(像法)」→「まったく守られず混乱している(末法)」というレベルで3つの時代を押さえておけば十分です。 ④人間が肉身のままで究極の悟りを開いて、の肉身とは生きている時ですよね? →その通りです。 また究極の悟りとはなんですか? →様々な欲や悩みなどがなくなった自由の心境みたいな説明がありますが、これだけは悟った仏に聞いてみるしかないですね。 ------------------------------------------------------------------------- 質問① 末法思想とは、シャカの死後、2000年をへると末法の世となり、仏法がおとろえて世の中が乱れるという思想で、日本では1052年からその時代に入るとされた。ということですが、末法とはなんでしょうか? →釈迦が説いた正しい教えが世で行われ修行して悟る人がいる時代(正法)が過ぎると、次に教えが行われても外見だけが修行者に似るだけで悟る人がいない時代(像法)が来て、その次には人も世も最悪となり正法がまったく行われない時代(末法)が来る、というのが末法思想です。 末法とは、3つの中で最後に来る「釈迦の説いた仏教が行われなくなる時代=仏法がおとろえて世の中が乱れるとされた時代」のことです。 質問② >密教とは、僧侶が一般の人に宗教の考え方を教えないということですか? それに近い意味です。書物などで教えを表して民衆でも読めるようにする顕教と異なり、ひとりの弟子に対してひとりの師匠がつき教えを説いて行く、いわゆる口伝により教えが伝えられていくのが密教です。 >また、求めるとは、生きているうちに加持祈祷を密教の人にしてもらえれば、悪いことをしても助けてくれるということですか? 「悪人が助かる」というよりは、より広く「災難を除いて幸せを得る」手段として平安時代後、貴族から庶民の間に広まったとされます。病気を治すなどが典型です。 ※念仏を唱えて「悪人が助かる」という点を強調するのは、鎌倉時代の浄土真宗です。 質問③ >天台宗とは、この世の中の全てのものが、仏になることができるという考えでしょうか? その通りです。仏性と言います。すべてのものにあるとされます。 >また仏とは死んだ者ということですか? そうではなくて「成仏(=たとえ生きていても悟りを開くこと)」した者ですね。本来の意味です。 質問④ >真言宗とは、人間だけが生きたまま仏になれるという考えでしょうか? そのような考え方も、「真言宗の教えの一つ」ということです。真言宗では、人間が肉身のままで究極の悟りを開いて仏になる即身成仏が、特徴的な教義として挙げられます。 質問⑤ 仏教界に新風を吹き込んだというのは、今までの僧侶は、都の中の寺に住み、普通の人々と交わって、充分な修行をしなかったけど、天台宗と真言宗は、山に寺を作り、厳しい修行をしたから、ということですか? →そのように解釈することもできるでしょうが、もっと単純に、それまでの仏教がやらなかった山での修行や秘密の教えを実践したことが「新しい風」だというくらいの意味です。それまでの仏教(奈良時代の仏教)は、政治との結びつきが強く批判もありました。なので、密教のように「政治からも離れて」山で秘密の教えを伝えていくというスタイルは、新鮮だったといえます。

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