以前アメリカの薬剤師と弁護士についての質問に回答していただいた者です。 今回は誠に勝手ながらリクエストをさせて頂きまし…

Question

以前アメリカの薬剤師と弁護士についての質問に回答していただいた者です。
今回は誠に勝手ながらリクエストをさせて頂きました。
失礼かとは思いますがもしよろしければ回答の方よろしくお願いします。
アメリカの弁護士は何故医者や教授と並んで地位が高い頭のいい職業とアメリカで言われているのでしょうか？アメリカの弁護士は石を投げれば弁護士に当たるといわれるほど日本に比べれば結構簡単に誰でもなれる職業なのにどうして、医者や教授と同じ地位が高く頭のいいエリートと言われいるのでしょうか？
よく一部のエリート弁護士だけが地位が高く、後はサラリーマンより地位が低いと聞きますが、本当でしょうか？
もし本当であれば、エリートかどうかを見分ける基準というのはなんなのでしょうか？
勤めている企業の規模でエリートかどうか決まるのでしょうか？
例えれば、日本の商社マンみたいな感じでしょうか？
大企業の三井三菱に勤める商社マンと中小企業の商社マンでは同じ商社マンでも全くの別物、そういった感じでしょうか？
それとも日本と同じく弁護士(attornery)というだけで地位の高いエリートと扱われるのでしょうか？

補足

tmtknorrさんとjameshopkins5747さんへ
貴重な回答ありがとうございました。
ということはアメリカの弁護士とは日本の弁護士と同じ様な感じで、企業の規模や事務弁護士か法廷弁護士かで地位が決まるというよりも、弁護士(attornery)という職種自体地位が高いといった感じでしょうか？

Answer 1

補足
そうです。 医師が Dr.xxxxと呼ばれるように
弁護士になったら AttorneyXXXXと呼ばれ、地位は高いです。
普通の人が Mr. Mrs. Ms.と呼ばれるのに対して
Dr. と Attorneyは 栄誉称号を取った感じですね。

リクエストありがとうございます。
良い質問だと思います。 確かに日本に比べれば結構簡単になれる職業と思われるかもしれませんね。
アメリカで 弁護士になるには まず ４年生大学にいきます、大学では 何を専攻しても良いのです。 そして それから LSAT （Law School Admission Test) を受けて、 Law schoolに３年間行きます。 そして最期、 州のBar Exam(司法試験）に受かったら 弁護士になれるわけです。 学費も高いです、しかし Examに受かったからと言って その先 弁護士にならない人が大勢いるのも 現実です。
Kennedy駐日大使も 弁護士資格持っています。 私の友達も持っていますが、弁護士にはならず大学教授です。 現在 警察署長さんで 昔 弁護士 やっていた方も知っています。
この時点で すでに日本と大きく違うと思います。

なぜ弁護士はエリートと言われるのか？
医師と同じく収入の高さですね。

まさに 医師や薬剤師と同じです。 環境問題を扱う弁護士から 殺人事件を扱う弁護士まで 色々な分野の弁護士がいます。
そして 彼らが依頼者に要求する弁護士費用は 最低でも
一時間２５０ドルから １５００ドル以上まであるようです。
大抵 一人の依頼者に１５０時間から２００時間かけます。
やはり 経験を重ねていくにつれて 費用も上がっていきます。
アメリカでは Super Lawyerとか Elite Lawyer と言うクラブが 各州にあり そのクラブに入るには年収がいくらとか決まりがあるようです。 そのクラブに入ると 弁護士仲間からもエリート弁護士と思われるようです。 ですから このクラブに入れると 三井三菱に勤める商社マンで 入れない弁護士は中小企業の商社マンと言う感じですね。
勿論サラリーマン並の弁護士も居ます、それは 弁護士になってまだ５年未満とか、 あとは 副業で 弁護士をして居る人です。

そして なぜ弁護士はエリートと言われるのか？
もう一つの理由は 弁護士にはPower (権力）があります。
オバマ大統領もクリントン元大統領も そうですが、アメリカではほとんどの 政治家が弁護士から出ています、そして彼らが 法律を作り、支持し そして 国を運営しているのです。凄い事です。
アメリカの弁護士も 頭が良いエリートですよ。

Answer 2

回答をリクエストされた者ではないですが…
確かに日本よりは弁護士は圧倒的に多いですが、大学院を卒業して司法試験に合格しなければならないので簡単になれる職業ではありません。
またLaw Schoolは人気が高いので、大学時代の成績が悪かったら受け入れてもらえません。というわけで、頭がいい人がなる職業というイメージは確実にあります。
ですが、弁護士は余り気味なので卒業後の就職率はトップレベルのLaw Schoolでないと芳しくないようです。それに、仕事(金)欲しさに訴訟を煽るような宣伝が非常に多いために、眉をひそめられているようなところもあります。(もちろん良心的な弁護士もいますが)
知り合いに何人か弁護士がいます。事務所のパートナー。事務所の一弁護士。教育委員会勤務(公務員)。貧困家庭の救済団体職員。会社勤務。救済団体職員の人の収入が一番低いと思いますが、それでも中流上という感じです。

さて、エリートについてですが、確かに会社の規模が大きいほど平均年収は高いという統計があるのですが、アメリカは勤務先よりも職種と年収でエリートかどうかが決まります。それでも、おっしゃる通り、同じ職種なら中小企業よりも大企業の社員の方が優れているとみられやすいですね。
ただし、アメリカは一極集中ではなくビジネスが全米に分散しているので、その都市に大企業があっても本社ではない限り、そこに勤務している人がエリートだと考える人は少ないと思います。