解決済み
行政書士/司法書士について質問です。 哲学、文学を選考している大学生です。 この分野が大好きで大学生活はどっぷりとつかりすぎてしまい、(4月から)大学4年生にして進路未定です。 大学院に行きたいのですがお金もありません。 浮世離れした学問をしていますが、私はもともと法学部希望で以前から法律に関心がありました。 小学生のときの夢は、離婚弁護士を見た影響で弁護士でした。 そこでもう一度、法律をがんばりたいという気持ちになりました。 ちなみに勉強というか、なにかを学ぶこと習得することは大好きです。 集中力に自信はあります。 そこで質問ですが.. 1 行政書士と司法書士どちらが需要ありますか? 2 行政書士/司法書士はユーキャンや大手予備校の教材がありますが、価格は4万~です。 1万未満で揃えられる方法を、古本屋やオークション以外で教えてください。
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1 行政書士と司法書士どちらが需要ありますか? 圧倒的に司法書士です。ただし、試験が極めて難しいです。ロースクールという言葉を聞いたことがありますか?正式名称は法科大学院といい、その名のとおり大学院です。ただし、普通の大学院と違うのは、ゴールが学位ではなく司法試験合格だということです。これを終了したら司法試験の受験資格が発生します。ただし、5年以内に3回以内の受験で合格できないと受験資格を失います。俗に「三振博士」と言われるのがその人たちです。彼らは学部卒からまともな職歴もないまま30歳前後になっており、普通の就職はまず無理です。そこで彼らが考えるのが「他の法律資格で生きていこう」です。そして受けるのが司法試験に次ぐ難関、司法書士ですが、これに受からないのです。「法務博士 司法書士」で検索しても司法書士事務所はあまりヒットしないのがわかるでしょう。ちなみに、法務博士というのは、ロースクール修了で与えられる学位の正式名称です。 一方の行政書士は、勉強に自信がおありのあなたなら今から頑張れば卒業までに受かれるかもしれません。ただし、ただでさえ職域が狭い資格なのに、業務領域拡大運動がことごとく裏目に出ており、できる仕事は減るばかりです。にも関わらず、毎年大量の合格者を出し、退職公務員で自動的に(試験を受けずに)資格を貰える人も含めると潜在的有資格者は増えるばかりです。もしあなたが卒業までに行政書士に合格し、卒業と同時に登録して開業したとしても、その事務所は3年保たない方に私は全財産賭けてもいいです。あなたが無能だと言いたいのではありません。行政書士でやっていくのはそれくらい難しいと言いたいのです。新規登録者の9割が登録後3年以内に廃業し、他資格との兼業でない、いわゆる専業行政書士は平均年収100万円以下、最頻値はゼロという、そういう資格です。 2 (前略)1万未満で揃えられる方法を、古本屋やオークション以外で教えてください。 行政書士が取れればそれでいいというなら、大きな本屋さんに行って資格書籍のコーナーで自分に合うテキストと問題集を購入してください。あと忘れずに判例六法も。全部あわせても1万円にはいかないでしょう。 司法書士が取りたいというのならば、教材買って自習して合格しようというのはあまりにも甘い考えです。伊藤塾にでも行って、司法書士受験コース受講申し込みをしてください。
需要については、司法書士の方が手堅いものはあります。ただし、そこに新人が切り込んで言って獲得できるかどうかというと、逆に司法書士の方が壁は高いかもしれません。登記などを中心とする中で、銀行やある程度の不動産業者などはすでにお抱えの司法書士ネットワークがあります。つまり、ほとんど仕事が外に出ないということです。 ぎりぎりこぼれてくるのは相続の時の一般人同士の登記くらいですが、これを狙い撃ちするのもかなり大変です。つまるところ、資格以外の要素が商売としては大きく影響するということです。
1.行政書士よりも司法書士の方が需要はあるかと思います。 2.行政書士をU-CANで取得した方はいらっしゃいますが、 司法書士をU-CANで取得するのは極めて困難だと思います。 一度U-CANの司法書士講座の資料を請求してみればわかりますが、 U-CANに合格者体験記、合格された方が載っていないのが気に なります。 二つの資格は名前こそ似ているものの、かなり難易度がかけ離れた 資格です。 現実的に両方の資格を1万円未満の講座や書籍で取得するのは難しい と思います。それは難易度の話です。行政書士が簡単だと言っている のは合格者や司法書士以上の難関資格取得者であり、とても初学者が 太刀打ち出来る資格では無いです。需要以上に、当該両資格試験合格 には代償が必要だと私は思いますね。 なぜ1万円未満では難しいかというと、基本書と過去問と六法だけで、 1万超えるからです。司法書士に関しては11科目あり、過去問(合格ゾーン) だけで2万超えます。おまけに会社法用に完全整理択一六法や、記述対策用の ベストセレクトなんかを買うとあっという間に3万です。中古本に頼る方法も ありますが、毎年のように判例が増え、法改正を繰り返す法律というジャンル を勉強している以上、中古の本では条文番号の違いや、判例・法改正に全く 対応できません。さらに難関国家資格である以上、試験は年々難化を辿る一方 ですので、過去問などは直近の物が最も本試験に近いレベルとなります。 よって中古の教材に頼る事はそれだけ結果の伴わない、リスクの高いものと なります。 よってこの二つの資格を取得するには、学力は当然の事より、金銭的な負担、 家族の理解、職場(学校)の理解、時間の確保などがものを言うと思います。
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