手話を学び始めてまだ一年くらいの者ですが、僕が今までで感じたこと、先輩の手話学習者やろう者から教えてもらったことを書かせてもらいます。 手話に興味を持ったとき、僕の周りにはろう者や手話をしている人がいなくて、手話教室やサークルなんかも、いつどこでやっているか分からず、最初はDVD付きの本などを数冊購入して独学で勉強しました。 本屋さんには手話の本はほとんどなかったので、ネットで探しました。 その後、地元の手話サークルの存在をインターネットでしり、電話連絡して見学に行きました。 健聴者もろうの方もみなさんすごくいい人ばかりで、サークルに入会して今は毎週楽しく交流しています。 僕が入ったサークルは年会費三千円でほかにお金はかかりません。 内容は交流と学習が半々くらいです。 交流はビンゴゲームをしたり、ろう者の手話落語や手話怪談を楽しみ、学習は新しい手話単語を学んだり、障害者スポーツ大会の時はスポーツに関する手話単語を学んだりしました。 また、サークルの先輩から「手話奉仕員養成講座」というものがあるので受講するよう進められて現在それを受講しています。 この養成講座は都道府県によっては、していないところもあるようです。 「入門」「基礎」から「通訳養成」と順を追って、一から手話を学べるそうです。 厚生労働省主催だから、費用もテキスト代だけです。 ユーキャンの通信講座がどんなものか分かりませんが手話も言語なので、独学だと努力の割りにはなかなか身につかないと思います。それよりもサークルで楽しく学んだほうがいいと思いますよ。 僕も最初は本やDVDで勉強しましたが、挨拶や指文字などひと通り学んだ後は、実際にろう者との交流を中心に勉強しています。 独学だと誰も見てくれないので、覚えた手話が正しいのか、ちゃんと伝わるのかどうかも分かりません。 また、日本語に方言があるように手話も地域によって表現方法が違いますから、本にのってる手話が必ず通じるとも限りません。 サークルなどに行かれれば、いろいろな情報を教えてもらえたりアドバイスをしてもらえるし、なにより地元のろう者に生きた手話を教えてもらえます。 せっかく手話に興味をもって勉強をしているのでしたら、ぜひ地元のサークルに足を運んでください。 きっと、みなさん歓迎してくれると思いますよ。 長々と書かせてもらいましたが、少しでも参考になれば幸いです。 僕は手話、ろうあ者に出会って、人生がすごく素敵なものに変わりました。 あなたにもそうなってほしいです。 お互い頑張りましょう。
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