薬剤師、昔はよかったんでしょうけどね‥‥ あなたの言う通り、後五年もすれば有り余りますね。 給料は確かに最初はいいけど、上昇がみこめますか? ある程度いけばそれ以上はないと思うなぁ。 就職先も大学病院とかならいいけど、チェーン店の薬局っていいんですかね? 六年間の学費が1500万くらいですか? 薬剤師って昔ほど羨ましいと思わないなぁ。 歯医者も今潰れるのと一緒で薬剤師もたいしたことない。 今年薬学部卒業した甥っ子が危機感持ってるので、貴方が卒業する頃はもっと悲惨かも?
「薬剤師が過剰になる、飽和になる」という声が一番大きく聞こえていたのは、 2000年代になって『新設薬学部』がたくさん設置された頃からの数年間です。 1990年~2000年頃は、「薬剤師免許」が、それなりに安定した人生を送れる武器になるということで人気を集めていた時期で、2000年に入ってから ① 旧来から存在する私立大学が薬学部を新しく設置する。 ② 新設の私立薬科大学が開学する。 などの現象が起きました。それら私立大学薬学部は定員も多かったですから、「将来は膨大な数の薬剤師が社会に輩出される」と言われ、薬剤師過剰論・飽和論が出ていました。 ところが、 「2006年に、薬学部薬学科が6年制に移行したことで、大学生としての生活が長期になるのが苦痛であると考える者やその保護者が現れるようになった」 「薬剤師過剰論・飽和論を新聞やネットなどで見た者が、薬学部の受験をためらうようになった。薬学部以外の進路をとるようになった」 などの理由で、薬学部の受験者も減っています。 その影響は、2000年代に設置された新設薬学部だけではなく、いわゆる旧設薬学部 (1999年以前から存在する薬学部) にまで及んで、いちおう40年とか50年とかの歴史がある私立薬学部なのに『定員割れ』を起こしている大学もあるようです。 また、 「実際の薬剤師国家試験の受験者数が、理論上の『新設薬学部 + 旧設薬学部』の卒業生の数と大きく乖離している」 という現象も起きています。まぁ、この問題については詳しくは述べませんが。 それでは「飽和論・過剰論」はまったくの誤りか、もうそんな心配をしなくていいのか? というと、そういうわけではありません。大都市などでは、たしかに薬剤師の過剰・飽和の傾向があります。 しかし、地方都市や田舎の薬局・病院に就職するつもりであれば、7年後であっても就職に困ることはないと思います。また、一般的に言って薬剤師としての『年収』は、田舎 > 都市部 です。 あなたが 「自分は大都市にしか住みたくない。最低でも人口200万人以上の大都市に住んで、初年度から500万円以上もらえる薬局・ドラッグストアに就職したい」とか 「政令指定都市に住んで、初年度から500万円~600万円もらえて、就職後5年以内に700万円に昇給するような薬局・ドラッグストアに就職したい」とか 条件をつけて就職活動をするならば、『全敗』することは十分にありえます。 そういう条件をつけずに、「いざとなったら、どこの土地の薬局・病院にでも就職する」という気持ちがあるならば、就活に全敗して無職、ということにはならないと考えます。
なるほど:3
就職はできる。 ただし、6年間の学費にふさわしい給料かどうかは大いに疑問。 製薬会社でも研究職でないなら、薬剤師でなくとも何の問題もないしね。
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