アルバイトの場合 各都道府県の最低賃金の保証はしなくていいのでしょうか？

Question

アルバイトの場合 各都道府県の最低賃金の保証はしなくていいのでしょうか？大阪のとある場所にある黒兵衛というラーメン店にアルバイトの面接に行った際の事です。
募集広告には時給８５０円からとのきさいがあり面接を受けたのですが、その際スタートから３ヶ月は８００円からという事で、たしか大阪の最低賃金は８１７円と記憶していたためそれを聞いて働く意欲がなくなり履歴書を返してもらい帰宅したのですが、その求人の募集広告を見直しても８５０円〜という記載しか無く研修期間の時給の記載もありませんでした。細かいことですが腹立たしく思えて来ました。最初の電話問い合わせ時にその事を伝えていたら面接に行く事は無かったです。雇う雇われるの関係もありますが少なからず交通費も使って面接に行く訳ですから雇用先に少しの誠意も感じ取れない次第で今回質問させていただきました。
たかが時給十数円の話ですが、相手側のスタンスは許せなく思った次第です。
よろしくお願いします。

Answer 1

そちらの最低賃金は確認していませんが、あなたの言うのが正しいとして、です。

労働者である以上、アルバイトだろうがパートだろうが契約社員だろうが期間工だろうが日雇い労働者だろうが最低賃金は守られなければなりません。

ただし、落とし穴・抜け道はあります。たとえば、労働者として雇うのではなく個人事業主として取引するという形を取ったり、福祉施設を名乗って障害者に作業をさせたり、外国人に研修をさせるという名目で働かせたりする場合です。

そんなのはとんでもない条件だったりします。
私の知っている外国人たちは時給300円程度で一日12～14時間働いていました。

冷房のない暑い工場で働かされている知的障害者たちは、もともと売れない製品の売り上げを分け合うのが収入で、それは月1万から2万。3万円の「月会費」を取られて月給はマイナスでした。理事長とかは高級外車に乗ってました。補助金が出るので施設自体は成り立つのです。

バイク便ってありますよね。急ぎの書類や小さな荷物をバイクで届けるやつ。あれは「労働者」ではなく「請負業者」として契約させられてたりします。会社がバイクを準備して使わせる必要もなく、ライダーが自分で持っているバイクを使ってたりします。バイクの購入費などが浮きます。社会保険も負担しなくて良くなります。事故を起こして怪我をしたら、労働災害ではないので会社がお金を出す必要はありません。ライダー本人の責任、一切相手への賠償金やライダー本人の入院費・医療費などのお金は出さず「じゃ、働けなくなったから、さよならー」です。
これはあとで訴えたら「実質は労働者である。」と認められた例があったと思います。
これがなかなか本人も気づかないのです。「雇われている」と信じ込んでいたりします。

それで、あなたの場合、ここで読む限り、ラーメン屋のオヤジが最低賃金を知らないのではないかと思います。

ま、労働者の立場など考えもしない、それどころか、オレが雇ってやってんだ、くらいに思うようなろくでもない経営者ですから、他にもいろいろ問題が出てくるかもしれません。
こちらからお断りするのが正解です。

で、バカはあんまり相手にせず、そんなのは忘れて次へ行きましょう。

あ、でね。「研修期間」「試用期間」も最低賃金は守らないといけないから。当然。だって誰のための研修なの? 雇って一人前に働かせたい側のためでしょ? 別に労働者のためではないから。

Answer 2

私の所は喫茶店なのですが、1人立ちでやっと最低賃金ぴったりのお給料を貰えます。
研修中は下げられるのも仕方無いと思いますよ？