昨年の行政書士試験ですが、記述以外で162点で、記述が6点という事で不合格でした。記述は完璧に書けた訳ではありませんが、…

Question

昨年の行政書士試験ですが、記述以外で162点で、記述が6点という事で不合格でした。記述は完璧に書けた訳ではありませんが、どこの参考書を見ても20点は取れている感じで、どうも納得いきません。皆さんはどうですか？

補足

ちなみに問45は

Cの追認がない場合に、履行又は損害賠償責任の請求ができる。

問46は
Dが支払った金額を弁償して指輪の返還を請求できる。

こんな感じで書きました。

Answer 1

問45、問46も基本的に0点です。出題に対しての解答、答案になっていません。6点は白紙答案でなかったので、出題者の温情からのサービス点数です。出題者から見て、この受験生はある程度は理解しているなと見てくれたのです。その6点です。しかし、答案作成は落第です。解答のマスを御確認下さい。45字書けます。出題文にも40字程度・・とあるはずです。質問者様の解答は、問45が29字(句読点も含む)、問46が25字(句読点も含む)です。明らかに字数不足です。この受験生は問題文を読んでいないのではと思われても仕方ありません。試験の常識として、こういう出題の場合は38字から43字程度で解答しなければなりません。それが出題者側の要求している合格答案です。今後、字数が足りないと思ったら、キーワードか、A・B・C等の人物指示が足りないと判断して下さい。それだけで、だいぶ合格答案に近ずきます。基本が出来ているだけに、今回の答案はもったいないです。この調子でいくと、今年度は合格出来そうなので、しっかり記述式対策をして下さい。原稿用紙に40字を意識しながら書いて覚えるようにすると効果的です。今回の答案の不足は以下の通りです。問45は「Aが行為能力を有し、かつ、」問46は、「Aは、盗難の時から2年以内に」民法の学習で重要なのは【要件と効果】です。記述式問題集は成美堂出版のものがいいです。廃版になっていましたら、採点基準、減点のポイントが載っているものをお使い下さい。今年度は合格出来るようお祈りします。

(補足)
問45の「損害賠償責任の請求ができる」は不適切です。ここは責任を入れず、単に「損害賠償の請求をすることができる」としたほうがいいです。

Answer 2

今回の記述の採点は、キーワードが書けているかどうかに重きがあったと思われます。
つまり、模範解答に似ているが、キーワードがない場合は、点数がほとんどつかなかった可能性があります。
似ているかの判断を採点委員が行うと、採点委員の主観が入り、採点の公平が失われる可能性があり、採点を公平に行うためには、誰が採点しても同じような点数をつけなければならない。
つまり文章の内容を極力検討しない採点基準が必要になり、それが「キーワード」採点

あるブログで記述が2点の方がいらっしゃいました。おそらくその２点は、問46の「ＡはＤに対し指輪の返還を請求することができるか否かについて」で、
～できる。と解答し二点ついたものと思われます。
今回、民法の２題は、条文を書くだけで点数になり、それ以外の答えになりにくでしょう。（各種学校でも多数意見）
今後もキーワードが記述採点のメインになると予想されますので、キーワードを意識した勉強をなさって合格を目指してください。

Answer 3

開示請求できんるんぢゃなかったっけ？

Answer 4

記述式で18点必要だったところ6点しか取れなくて不合格…ということですか。
記述式問題は結構採点辛いみたいなので、「満点の出来映えだと思う」というレベルでも実際に結果が返ってくると半分とか２／３とかくらいしか点数になっていなかったということもぼちぼちあるようです。

記述式で「20点は取れていると思う」という状態だと、残念ながら記述式の出来映えとしては散々な結果だったと言わざるを得ないと思います。
択一式の問題は、多少の例外もありますが基本的に「１個の観点」で回答できる問題が多いのに対し、記述式の問題はいくつかの論点を「串刺し」にした知識が要求されることもしばしばです。例えば、「委任や代理」の問題のように見えて実はさらに「請負」やら「雇用」やら「後見」やらの知識もあわせて必要だったとかいうことがあるわけです。
ということは、択一の点数が高くても記述式がイマイチということは民法や行政法の全体を見渡す知識が不足していた可能性も指摘できると思います。

あなたがどのような回答を記述したのかが判りませんので何とも言えませんが、択一で１６０点を超えたと言うことは、基本的な理解は一応あるということだと思いますので、次は「複数の知識を串刺しにする」学習に力点を置けば、今年の試験は十分合格を狙えるのではないでしょうか。
その悔しさをバネにして次の試験では絶対に合格を勝ち取ってください。健闘をお祈りいたします。