自衛官も一般社会人も同様で、心身ともに健全な素直で努力する前向きな人間ならどの世界に入っても生きていけると思います。 私は元海上自衛官でしたが目が悪く(近視)、勤務に支障をきたすため退官しました。護衛艦の艦橋での勤務で夜間に計器類の数値が見えずらくなったためです。 自分が好きで希望して入隊した海自でしたので本当は定年まで勤めたい気持ちで一杯でしたが、自分の落度で乗組員全員を危険にさらすことはできませんから、涙をのんで退官しました。 自衛官になるには最初は筆記試験に合格してから、一次身体検査をパスすると入隊が決まりますが、入隊時に再度、二次の身体検査があり、ここでパスしますと晴れて本採用の自衛官1年生になれます。 当時、私は裸眼視力が0.2~0.3ぐらいで眼鏡をかけての矯正視力が0.8ほどだったと思いますが無事に入隊が許可されましたので、裸眼視力で0.5前後でしたら眼鏡をかければ十分で問題ないと思います。 入隊時の二次身体検査を受けた時の新隊員は230名ほどでしたが、最終的にパスして入隊できた同期生は189名でしたので41名が最終的に身体検査で落とされたことになります。 これは推測ですが、視力も大事ですが、入隊出来なかった要因となる検査項目は聴力、鼻疾患、痔疾患と虫歯ではないでしょうか。後日にそのような話を聞きました。 体力的には足を鍛え、脚力をつけることですね。陸海空の自衛隊ではどこも同じと思いますが、走るのが日課ですね。 私は海自でしたが、基礎訓練の教育隊では雨天を除き、起床して隊舎の前に整列するのも競争で、一番遅く並んだ者はペナルティーとしてその場で腕立て伏せ20回、そして海自の体操後、隊伍を組んでランニングの毎日です。 海自では階段をタラップと呼び、隊舎内の階段はすべて駆け足で上がります。 入隊してすぐに体力測定があり、1500m走では高校で陸上やサッカー、野球などをやっていた者は5分台で走りますが、8割近くは6分台で遅い者は7~8分台もいました。 私も高校時代は体育会系でしたが柔道だったので6分台で息を切らしてのゴールでした。 5か月後の教育隊修業が近づくと二度目の体力測定があり、まさに訓練の成果で、1500m走は5分台となっていました。 修業して護衛艦に乗り組み、これで走らなくてよいと喜んでいましたら、こんどは航海中に足が弱くならいよう、艦上を走ることになりました。 護衛艦勤務から江田島の第一術科学校へ普通科学生として入校すると、ここでも毎日走らされます。雨天の日は走らなくてよいと考えていたら、なんと4階建ての校舎内を走ることになりました。旧海軍の兵学校の校舎ですから廊下も階段も広く頑丈に造られていて何十人、何百人が走ってもビクともしません。 自衛隊は幾種類もの職種と専門術科がありますから、視力が弱くても個人の能力、適正に合った配置に就けますので、まずは、入隊の日まで健康で品行方正な生活をしていれば大丈夫です。 訓練は確かに厳しく苦しいこともありますが、同世代の同期の仲間との団体生活ですから一人では無理でも皆と助け合いながらなんとかやっていけるものです。 苦楽を共にした同期生との絆は生涯の友として続きますよ。
なるほど:4
陸海空によって変わって来ると思うますよ。 私は陸にいましたが、眼鏡はしていても大丈夫です。 私は視力がいいので問題なかったのですが、暗視装置とかを使うときに 眼鏡は邪魔らしいです。 知り合いは車両で悪路に入った時に顔をぶつけて眼鏡割ってました。 邪魔って理由でレーシックした知り合いもいます(上がると言うか核膜をなんちゃらして見えやすくする=目が良くなる) あとは普通の体なら問題ないです(虫歯は治さないと駄目だったかな?) 体力は、入隊試験自体に体力検定はないので問題ないですが入れば体力がいるのは間違いないので有る方がいいですが、私は小〜高校で殆んど運動してませんが問題なかったです。 と言うか自衛隊内の合格基準は楽勝でした。 なので特にあんまり必要な物って無いです。 あえて言うなら健康な体w
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