私は将来、国際支援活動に携わりたいと考えており、英語だけでなく何か言葉の伝わらない人コミュニケーションを取れるように勉強…

Question

私は将来、国際支援活動に携わりたいと考えており、英語だけでなく何か言葉の伝わらない人コミュニケーションを取れるように勉強していこうと思っています。そこで、前々から手話を勉強したいと考えていたので、手話を勉強しようか考えたのですが、手話は世界共通ではないと知りました。でも手話はやろうと思うのですが、ほかにもしなにかあれば教えていただきたいです。

Answer 1

私、ろう者です。

あなたは、「今時の若者」にしては、素晴らしい！ ご自分の将来について、しっかりと考えていらっしゃる、それも自分の得や快楽のためじゃなく、国際貢献をめざして・・・。頼もしいです。エールを贈ります。

さて、手話のことに話を移します。

まず、手話を学ぶおつもりなら、ろう者が使っている【日本手話】を！

【日本手話】を身につけて得る利点。

１）独特の文法、独特の表現（慣用表現、冗談なども）を知ると、ろう者と本当の意味でのバリアフリーで話せる。

２）昭和の戦時中、支配下にあった台湾・韓国・北朝鮮・中国北東部などで、日本手話が案外通じる。その理由は、日本軍が支配下の普通学校で日本語を、聾学校では日本手話を教育することを強いたからである。

国際的な活動をめざすなら、【アメリカ手話】を身につけると良いでしょう。英語と同様、言語としてのアメリカ手話の普及力もすごいです。

アジアの国のマレーシアとシンガポールが、アメリカ手話をまるごと輸入しました。これも、アメリカ手話の国際化の現れでしょう。

有声言語に、【エスペラント語】というどこの国のでもない人工の国際言語がありますが、あまり普及していません。

手話にも、【国際手話】という同様のものがあり、世界ろう者会議やデフリンピックで使用されていますが、アメリカ手話のようには普及していません。

Answer 2

何を伝えるかが重要です。

英語でも手話でも、いくら流暢に話せても、いくら話せる言語や使える手話の種類が多くても、伝える中身が薄っぺらでは意味がありません。

何を伝えるかが重要です。

小手先の技術よりも、幅広い教養と高い専門性を身に付けてください。

東大や京大がおすすめです。