日本の国会について質問です 問１ 国会の常会は、国会の活動能力を欠く期間が１箇年に 及んではならないとする趣…

Question

日本の国会について質問です

問１
国会の常会は、国会の活動能力を欠く期間が１箇年に
及んではならないとする趣旨から毎年１回12月中に召集するのを常例としているが、その会期については、両議院
一致の議決により決定することとされている。

問２
国会の臨時会は、常会の召集をまたずに、特別の必要に
基づいて召集されるものであるが、いずれかの議院における
総議員の3分の1以上の要求があれば、その議院の議長が
召集できることとされている。

問３
参議院の緊急集会は、衆議院が解散され、参議院閉会中
に国に緊急を要する問題が生じた場合に、国会の代行機能
を果たす制度であるが、内閣総理大臣から示された案件に
関する事項以外にも参議院議員が議案を発議することができる
こととされている。

という問題で正しく直すとどうなりますか？

補足

回答ありがとうございます。

衆議院の優越についてなのですが、

予算先議権
予算の議決
内閣不信任決議権
法律案の再議決
条約承認の議決
内閣総理大臣の指名

の６つでしょうか？

Answer 1

【補足】
憲法上はその6つです。
「衆議院のみの権限とされるもの」
・予算先議権
・内閣不信任決議権
「衆参両院の権限でありつつ衆院が優越するもの」
・予算の議決
・条約承認
・内閣総理大臣指名
・法律案の議決
と分類できます。
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問１
正しく直すと「国会の常会は、毎会計年度ごとに予算を議決することが必要となること、官公庁の年末年始の休日で会期が無駄になることを防ぐ趣旨から、現在は毎年１回1月中に召集するのを常例としている。また、その会期については、150日間と定められており一回のみ延長が認められている。」となります。

問２
正しく直すと「国会の臨時会は、臨時の必要に応じて内閣が召集を決定するものであるが、いずれかの議院における総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は召集を決定しなければならないとされている。」となります。

問３
正しく直すと「参議院の緊急集会は、衆議院が解散され、参議院閉会中に国に緊急を要する問題が生じた場合に、国会の代行機能を果たす制度であるが、議題は内閣が明示的に提出した案件に制限され、議員の発議権もこの案件に関連するものに限定される。」となります。