アーク溶接の資格等について。 私はアーク溶接について１年間ほど経験がありますが、資格もなく、特別教育も修了しておりませ…

Question

アーク溶接の資格等について。
私はアーク溶接について１年間ほど経験がありますが、資格もなく、特別教育も修了しておりません。
事業主に簡単な指導を受け、練習させられました。これには問題がありますか？現在、転職活動をしております。
アーク溶接の経験をアピールしたいという思いがありますが、
資格などが無いにもかかわらず、履歴書などにアーク溶接経験有りと記入して問題がないのかわかりません。

資格や特別教育の受講を無しに、アーク溶接を行うことに問題はないのでしょうか？？

最後まで読んでいただきありがとうございます。
よろしければ、ご回答お願い致します。

補足

回答・閲覧ありがとうございます。
端的に、無資格や特別教育未修了の者がアーク溶接を行うことは違法ではないのですか？？
たくさんの回答お待ちしております。

Answer 1

先ず、この点。
> 無資格や特別教育未修了の者がアーク溶接を行うことは違法ではないのですか？？
業務で、つまり仕事でやっていたのなら、違法です。
貴方本人はもちろん、社長も含め管理者全員が逮捕される可能性大です。
労働安全衛生法に違反しています。

労働者の安全確保と労働災害に関することは、近年、特に厳しくなっています。

アーク溶接を、業務とは無関係に、自分の趣味としてやる分には法規制の対象外です。
しかし、溶接は危険を伴う作業なので、未修了は好ましくありません。

履歴書に記載した場合、まともな会社なら、貴方と貴方の現在の会社に対して
極めて厳しい見方を取ることになるでしょう。
場合によっては、その場で公的機関に通報されます。
製造業でまともな会社は、特に近年、コンプライアンスの重視が求められていますので。

さて、溶接の資格で誤解されやすいのは、
ＪＩＳの溶接技能者の適格性試験です。こっちがいわゆる「溶接の免許」です。
アーク溶接等特別教育を修了した後、
２～３年の実務練習を経て、上手になったら受験します。
溶接方法や溶接姿勢などで細かく分かれています。

少し規模の大きい構造物ですと、この適格性試験に合格した者が施工する事を
受注条件にして入札や契約が行われるのが普通です。

ですので、公共工事などで大手建設業者が施工する時には、
この「免許」を持った人が溶接している訳です。

これに対して、単に鉄工所で溶接構造品を作っているだけなら、
特別教育の修了だけでＯＫです。
（その鉄工所に、注文として条件付き案件が入れば、その人では駄目です。）

先に回答している、kurihasieizen さんは
特別教育と、適格性試験を、ごちゃ混ぜで、本人も誤解しています。

特別教育は、規定では、
１）学科講習
． アーク溶接等に関する知識【１時間】
． アーク溶接装置に関する基礎知識【３時間】
． アーク溶接等の作業の方法に関する知識【６時間】
． 関係法令【１時間】
２）実技講習
． アーク溶接装置の取扱い及びアーク溶接等の作業の方法【１０時間】

合計で、２１時間が規定時間です。
ですので、普通は３日間で行われるものです。

先の回答で、２日間の講習を受けたと言う人は、正規のものではないと考えます。
つまり、無資格と同じです。

Answer 2

履歴書記入の件 まったく問題ありません。
事業主による指導も必要なことです。
資格を持っていても使えない人 たくさんいます。
私もアークの講習を受け 資格保持者ですが、まだまだ全然技量が足りません。自覚してしています。
ちなみに講習は2日間(講習料は1万円前後）で最後に確認テストがあります。（講習をきちんと聴いていたかどうかの確認です）
資格はなるべく早くおとりになることをお勧めします。万が一 事故があった時に また お客さんはもちろん公共事業入札の時に そのありがたさがわかります。

優秀な溶接工は不足しています。
ドンドン腕を磨いて下さい。

先述の通り 公共事業等従事者には 必携が義務付けられる場合があると聞いています。
御存知だと思いますが ホームセンターでも溶接器具売っています。
もちろん無資格でも構いません。
また 本件とは異なりますが、ホームセンター等で「この商品は電気工事士の資格が必要です」とありますね。けれども お店の人に 資格の有無を聞かれたことは一度もありません。

安全確認の徹底は常に意識して下さい。