解決済み
こないだは回答ありがとうございました。 コピーライターという仕事について、もう少しお聞きしてもよろしいでしょうか? 自分は来年の10月か再来年の4月からコピーライター養成講座に通う予定なのですが、 それまで、何をしていけばよろしいでしょうか? 自分は、最近コピーライターという職業を知ったので これまで具体的な努力はなにもしてきませんでした。 また、いまコピーライターとして活躍してる人は いつくらいからコピーライターという職業を意識していたのでしょうか? 自分のような、大学生になってから志すような人間は遅い方なのでしょうか? お時間があれば、また回答して頂けると幸いです。
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私は大学時代は教員志望でした。在学中はコピーライターになろうなんて微塵も思っていませんでしたし、広告業界にも興味はありませんでした。 だから、「大学生になってから志すような人間は遅い方」とは思いませんよ。だって私はコピーライターという職業を意識するようになったのは、仕事をするようになってですから(苦笑)。 ただ、以前書いたかもしれませんが私の本業はライターや編集者なんです。幸いにも10年ほど前から時々コピーライティングの仕事を頂きますが、それは結果的にそうなっているだけであって、ライター兼編集者の人間がコピーライター的な活動もしている、というのが正しいかもしれません。 まあ、外部のフリーランサーでやっている人間には、私みたいなタイプの人が結構いるみたいですけどね。 正直言って、私はコピーライター養成講座やその他学校などで学んできた人に比べると広告論であったり、コピーに関する専門的な知識ってそれほど持っているわけじゃありません。けど、偉そうな言い方をすれば、感覚というかセンスみたいなものは負けていないかなと思うんです。 しかし、それは生まれ持ったものではなく、自分が見てきたモノ、身を投じた環境が大きいかなと思います。 先も書いた通り、大学時代の私は教員志望でしたが旅が好きで、夏休みや春休みの度に月単位の海外放浪旅行を繰り返していました。いわゆるバックパッカーというやつです。 それも物価が安いから長く滞在できるという理由で、東南アジアやインド、中東などを中心にいろんな国を訪れました。当時は時間だけはたっぷりあったんで街をブラブラ歩いたり、宿で知り合った国内外の旅仲間や仲良くなった現地の人と語り合ったり……、そんな経験をしていくうちに感性がそれまでちょっと違う風になっていったというのは、今思えば大きかったかもしれません。 あと、私は演劇や音楽ライブ、お笑いライブもよく観に行きますし、美術館を巡るのも好きです。個人的には意識していませんが、こういったカルチャーに触れることで感性が磨かれているというのはあるかもしれません。まあ、これは学生のころではなく、ライターの仕事を始めてからですけどね。 でも、いずれも努力とはちょっと違いますよね。自分が好きでやっていたことですし、世の中のコトやカルチャーにアンテナを張る行為はもともと嫌いじゃなかったですね。座学的なことに関しては業界に入ってからもやった記憶がないですし、コピーライティング自体は雑誌や書籍などの見出しを付ける作業、広告記事の延長線で対応できたので。 ただ、それじゃあアドバイスにはならないですよね……。とりあえず、私流のやり方で言うなら、「旅に出ろ!」かな。 大学なら春休みに1ヶ月~1ヶ月半くらいは時間を取ることが可能かと思います。物価の安い東南アジアやインドでもどこでもいいから何ヶ国か回ってみては。で、コピーライター志望なわけだし、訪れた各国の広告を意識して見てみるといいかもしれませんね。アジアは街中に広告の看板で溢れかえっていますから。言葉の意味がわからなくても十分伝わるもの、感じることがあるはずです。 それと人脈を劇的に広げるチャンスで、日本人や外国人旅行者、現地の人などにどんどんコミュニケーションを取りましょう。「英語が話せない、語学力のなさをバカにされたどうしよう」なんて気にしなくていいですし、言葉が通じなければボディランゲージでOKです。 言い忘れていましたが、コピーライターって人と繋がる仕事だと思います。育った環境やバックボーンの違う人たちと知り合う機会が多いほど、直接的ではないにせよコピーを作るのに役立つっていうのはありますね。 偉そうに長々と書いてしまいましたが、今後の参考にしていただければ幸いです。
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