法務省の事務次官は検察官なんですか？

Question

法務省の事務次官は検察官なんですか？法務省の事務次官のポストは検察官の検事正、検事長、次長検事、検事総長と続く出世の通過点でしかないとか？

法務省は国家公務員1種試験合格者からは採用しないんですか？法務省の幹部ポストは検察官が支配するんですか？

Answer 1

法務事務次官は正確には検察官ではありません。法務事務次官に就任している間は検察官ではなくなります。ただし、検察官が就任するポストです。そして法務事務次官は検事総長への出世の通過点に過ぎないというのはおっしゃる通りです。
また、法務省も数こそ少ないですが国家公務員総合職（旧Ⅰ種）合格者から採用します。彼らは事務次官にこそなれませんが、その分出世競争が他省庁に比べると穏やかであり、強制的に天下りさせられることも無く、課長～局長辺りで落ち着きます。そのため意外に人気があります。それ以外の法務省の上級ポストはすべて検察官が独占します。

Answer 2

その通りです。すべてではありませんが、法務省の幹部は検察官が多いです。