解決済み
薬剤師という職業はこれから どうなっていくでしょうか高1の娘が 国立大(もちろんお金はないので私学は無理です)の薬学部、国家試験合格目標、薬剤師をめざして 勉強をしています。 これからの時代 薬剤師の需要はあるのでしょうか。医師の処方をコンピューターで分析、処方とかいう時代になるのでは と思ったり・・・・ 知識や情報に乏しいのでご教授お願いします。
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薬剤師と言っても色々な職種がありますので、職種によるとは思います。 ただ、安定職であることは変わりませんので、卒業時のキャリアプラン設計、職種選択さえしっかりすれば大丈夫です。 ちなみに、国公立大学の薬学部を卒業される方の場合、6~7割が病院薬剤部、2割が製薬会社の研究開発、調剤やドラッグストアが1割、残りが公務員というイメージになります。 病院については、国がチーム医療の推進をしており、薬剤師の業務量は増えてきています。 そのため、現在は薬剤師の増員を図る病院が多く、病院求人は多数あります。 ただ、薬学部が6年制になってから病院志望者が増えているのと、この増員分が埋まってしまうと全体の求人数自体は少なくなると予想されます。 従って数年後には、病院の求人数に対して応募者過多になり競争率は高くなります。 とは言え、国公立大学卒業であれば、その分アドバンテージはあるかと思います。 製薬会社系も、安定業界であり大手企業なら合併はあっても倒産はないでしょう。 就職については、以前よりハードルが高くなっています。 研究開発と言う、いわゆる新薬開発、創薬の分野で化学系学部(理学部)の院卒採用が増えているためです。 その他にMR、学術といった職種もありますので、研究職以外なら問題はないと思います。 調剤やドラッグストアは、不透明感が漂う業界です。 調剤報酬という保険制度に依存しているため、医療行政の影響を一番受けやすく、また今後ターゲットになりえる業界だからです。 就職に関して言えば、都心部や政令指定都市は飽和に近づき、郊外は不足状態が続きますのでエリアによりけり、といった感じでしょうか。 尚、公務員には国家Ⅰ種、地方自治体の保健所や公立病院等があります。 こちらについては言うまでもなく安定しています。
なるほど:1
医薬分業が言われて今にいたり、結局のところ薬剤師は活躍は出来ないが日本人向けの仕事です。 私はしたいと思いませんが、まだ競合も少ない分野での起業に近いことは考えています。 薬剤師は活かせる場が増えるので個人次第で大きく化けることは可能だと思います。 ただ、私はある金額まで資産を運用できるようになれば即引退してリラックスした生活を送りますが。 大手チェーンは年収億までいってますが私立出身ですからね。 他にも一気に店舗を拡大するところも増えています。 牛耳りやすいのでそうなっていくのですが、今後は違います。 意外な業界の進出により大きく薬学の業界は変革に向かうと思います。 10、20年後には今上場もしている企業でも上場廃止にまで落ちぶれてしまう会社は増えていると思います。 別にそれが悪いわけでもないですが既存に頼っている会社は確実に大変な事態が近づいているでしょう。
地方の調剤薬局グループで採用を担当しています。 薬剤師です。 薬剤師の供給と需要の関係よりも、 少子高齢化による医療財源の逼迫によって、調剤報酬を大幅に下げられる現実を考えると 薬剤師に明るい未来があるとは思えません。 薬剤師の主な就職先は調剤薬局、ドラッグストア、病院となるわけですが、 調剤薬局は調剤報酬が利益に直結します。 来年度の改定も調剤薬局にはかなり厳しい改定となる事が想定されますし、 今後も調剤報酬がプラスに改定される可能性はほぼないでしょう。 利益は減る一方です。 利益が減れば薬剤師を雇う余裕は当然なくなります。 店舗あたりの適正な薬剤師数はどこの薬局でも同じで、 利益に対して何人雇えるかという問題になります。 薬剤師が飽和するとか足りないとか関係なく、 利益が無ければ雇えないのです。 そこで、今でも薬剤師の正社員の雇用は最小限にして、 無資格調剤補助、パート薬剤師で店舗を運営する形態が大多数になっています。 すでに調剤薬局の新規開局ペースは頭打ちだし、 今後のマイナス改定によって薬剤師の雇用が大幅に増える可能性は無いでしょう。 ドラッグストアでは「登録販売者」という資格が創設され、 薬剤師でなくても薬を販売できるようになりました。 ドラッグストアでの薬剤師の必要性は急激に薄れています。 第一類医薬品の販売は薬剤師しか出来ませんが、 そのために薬剤師を雇っては人件費を考えると大した利益にはなりません。 ですから薬剤師を雇わずに第一類医薬品の販売自体をしないドラッグストアも増えています。 また、規制に守られた業界なんて規制緩和が進めばあっという間に崩壊します。 国の制度次第でどうにでもなる業界なんですよね。 登録販売者という資格が創設されたり、ネット販売が解禁されたり、 規制に守られた業界ほど不安定な業界は無いと思いますよ。 ネット販売が解禁されて、そのネット業者が次に何を狙っているか・・・ おそらく医療用医薬品や電子処方箋による調剤もネット業界は進出しようとしてくるでしょう。 ネット薬局による調剤、投薬が解禁されるのも時間の問題ではないでしょうか? この業界は自分達の都合の良いよう法律を変えていく力を持っている人たちが狙っているんですよね。 酒屋さん、タバコ屋さんはどうなったでしょう? 制度が変わり規制緩和されればあっという間に駆逐されます。 街の本屋さんにしても薬屋さんにしても電機屋さんにしても、 大型店舗に駆逐されたあとは全てネット業界にさらわれて行く構図なんですよね。 まあ、将来の事は誰にもわかりませんが、薬剤師に明るい未来があるとは思えないですね。 ただ、国立大学の薬学部で薬剤師を目指す人はほとんどいないと思いますけどね。 それだけの学力があればさらに収入の良い安定した業種も狙えるのに、 わざわざ偏差値40の人と同じ仕事を目指さないでしょう。
医療系の国家資格の中では、「難易度は比較的高め」「団体規模も大きな部類」なので、国から任される仕事が0になる事はまずあり得ませんよ。(一定の仕事数に対し、薬剤師数が過剰になって、下位の人材が職からあふれる事は当然あり得ます。競争なので) ただし、国の方針で極端に業務内容が変わるので、現状の薬剤師の働き方が娘さんの就職時に続いているとは思わないほうがいいです。 他の回答にあるように、一昔までは「黙々と薬を調合する裏方」だったのが、 ・医薬分業で病院から飛び出して調剤薬局で薬を与える仕事も課せられ ・ただ無言で薬を渡すだけの時代が終わり、相互作用・副作用・用法を事細かに説明するのも義務付けられ ・今や薬局を飛び出て、患者さんの家までいって薬の管理の仕事をする方向の仕事も増えていったり 完全に裏方では無くなっています。 この間わずか15~20年程度の話ですから、10年以上前に人と関わらない裏方の仕事を求めて薬剤師になって、接客業に適応出来なかった人達は淘汰されてしまったと思います。あまりに業務内容が違いますから。 これから、どの分野の仕事が課せられるかはまだ不透明ですが、 病院の調剤室→薬局のカウンター→患者さんの自宅といったように、患者により近い場所が勤務地になってきているので、人とかかわるのが苦手な人にはキツい職種にはなるのかな。と思います。
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