解決済み
裁判所職員になりたいと考えています 大学3年生です。法学を学んでいるので、裁判所職員について調べています。 裁判所事務官や家庭裁判所調査官が採用試験として設けられているようです。 裁判所事務官として入所したあと、家庭裁判所調査官にはなれるんでしょうか? また家事部というのに興味があるのですが、そこにおける裁判所事務官・裁判所書記官の仕事はどのようなものでしょうか?
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裁判所事務官と裁判所調査官は全く異なる職種なので,事務官から調査官になることは原則としてできません。 裁判所事務官で入った場合,その後の試験や研修を経て,裁判所書記官となるのが一般的なコースです(仕事のできる範囲や責任が重くなります。)。 また,事務官や書記官は,民事・刑事(高裁,地裁,簡裁),家事・少年(家裁)と,広い分野で活躍するのですが,基本的に配属先を選べるものではなく(希望くらいは出せますが),家事部で働くことができる可能性はあまり大きくないでしょう。家事部にかぎらず,事務官の仕事は主に事務(事件関係者等の応対や,電話を取ったり郵便で受領したものの管理,使用する部屋の管理等)で,書記官になると,それに事件記録の作成や管理の仕事が加わります。 一方,調査官は,ほとんどが少年部か家事部で働くことになるので,家事部を経験できる可能性はかなり高いと思います。家事部における調査官の仕事は,心理学等の専門を活かして,事件関係の調査(例えば,子供の親権を父親に渡すのがいいのか,母親に渡すのがいいのかなど)をすることです。事件の内容について裁判官と一緒に考えることも多いと思います。 家事部は,離婚,相続をはじめとして,家庭内の「どろどろした」事件を扱うことが多く,苦手とする人も多いようです。そこで,興味を持って積極的に扱いたいという人は貴重なのではないかと思います。ぜひ頑張ってください。
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