ＤＴＰを勉強したい

Question

ＤＴＰを勉強したいｗｅｂデザイナーをやっていましたが、なぜかＤＴＰ職のアルバイトに採用されました。
仕事は主に自社用小冊子作成です。
小さなメーカーで（ページ）デザインからすべて自社でやっているようです。
応募動機は将来のため仕事の幅を広げたかったからです。

知恵袋でググってみて顔面蒼白です。
印刷に関する知識がほとんどないからです。
（チラシ等作成したことはあるのですが。。）
すべて教えてくれるとは思いますが、首にならないために自分でも勉強したいと思います。
何を勉強すればいいのでしょうか？
おすすめの本、サイト等教えてください。

今まで主にフォトショップを使用していたのでイラストレーターは少し不安があります。
友人のエディトリアルの人はフォントから自分で作っていましたが、そういうことも出来ません。
（インデザインもクオークも使っていない会社です）

またＤＴＰ検定等受験したほうがいいのでしょうか？
（落ちそうですが。。。）

現役デザイナーの方、よければご教示宜しくお願いいたします。

Answer 1

小冊子ならイラストレーターとフォトショップしか使わないでしょう。

DTPからwebに変るよりはずいぶん簡単だと思いますので
おそらく勉強無しで通用するはず。

デザインの考え方そのものはwebもＤＴＰも同じですが、
文字組にこだわるのと、完成後に修正が不可能なところが
大きな差です。

写真の解像度を思い切り低くするwebと、思い切り高くするＤＴＰ
という部分も逆ですね。

Answer 2

イラストレーターはとにかく慣れればどうとでもなりますので、其の辺の雑誌を丸コピーするなどして練習すればOK.

それ以外に必須として、印刷に関する知識があります。（グラフィックの場合は印刷して初めて完成ですので、印刷仕上げまでデザイナーが管理する必要があります）
他の方も写真の解像度に関して回答なさっていますが、解像度は、
・オフ輪で印刷するのか平台か
・何線で印刷するのか（線とは細かさの単位です）、あるいはその紙では何線まで細かくできるのか。（例えば新聞紙に１２０線は過剰品質で潰れるだけなので、せいぜい１００線、従って画像は２００dpiで十分）
・紙は何Kgの厚さか？（紙の厚みは何ミリではなく何キロで表される）
・紙はコートなのかマットなのか、本文だけ上質なのか
・冊子は全ページYMCKの４色なのかそれとも２色ページや１色ページがあるのか
・オリジナルの写真はポジの透過スキャン原稿なのかデジカメのJpegなのか・・・・
と色々な要因で決まります。

また、平綴じなのか中綴じなのか、入稿は版組した状態＝A5糸綴じ冊子とするとA4に２ページレイアウトしたものを作るのか、それとも印刷所で出力する時に組んでくれるのか。こちらで組むとしたら、２ページは左に来てその右は７ページが来るのかそれとも１５ページなのか、の知識も必要です。
１色または２色ページがあるなら、その色の選択をDICでしなければなりませんが、この時デザイナーのセンスが一発で問われます。

その他製本用語や校正用語も覚えなければなりません。

勉強するならその会社に採用されたらすぐに、発注先の印刷所に向かい、入稿から印刷までを順を追って勉強するのがいいと思います。

それと最近のデザイナーはつい怠りがちですが、YMCKの場合でも色は画面上で確認せずに、必ずその％組み合わせをカラーチャートで確かめること。（紙質による発色の違いは、経験で学ぶしかありませんが、とにかく画面の色と印刷の色は違う、と認識することが大切）
１色または２色ページがあるなら、暇なときにDICチャートをパラパラめくってどんな色があるのか、どれとどれを組み合わせるといいか、と考え、覚えておくのも必要です。

※検定とか資格とか、そういうのは特に関係無いです、この業界の場合は。

Answer 3

こんにちは。

印刷物でも仕事上どんな案件まで扱うのかわかりませんが、
WEB のようにUIデザインの感覚とは違ってきます。
冊子のようにページ物の読ませるものの場合は、
エディトリアルデザインの勉強は有効と思われます。
あとは印刷物のルールや、入稿ルール、校正につても知る必要があるでしょうか。
デジタル入稿の技術的知識と、オフセットを中心とした印刷の知識もあっても困りません。
写真などのデータも適正な解像度と出力側に合致する専用形式や設定も知っておく必要があります。
イラストレーターはとりあえず試用版でも入れて使って慣れるしかないと思います。

大型書店に行けばそれらの専門書や入門書もありますので
探して、格闘してみて下さい。

また、今は状況が切迫しているようですので、
DTP検定より短期に知識を詰め込むのがよいかなぁと思います。

ご参考まで。