アシスタントディレクター・ディレクターは睡眠時間が短く、激務なようですが。 深夜に何をやっているのでしょうか？ 収録…

Question

アシスタントディレクター・ディレクターは睡眠時間が短く、激務なようですが。
深夜に何をやっているのでしょうか？
収録はほとんど昼間の様ですし。

Answer 1

まず、アシスタントディレクターの場合です。
多くの番組では、スタジオでセットを組んでの制作ですから、ちょっとは楽できることもあります。

が、インサートや再現ドラマの撮影では、慣れない外ロケになります。
企画の多くが、制作期間１週間程度の物が多く、詳細まで決まっていないことが多々あります。

そうした中で、ロケ地候補を挙げて、ディレクターに選定してもらい、出演者やエキストラのスケジュール調整、美術飾りの貸し出し予約、技術部との調整等を寝ずに仕上げないとなりません。道路上でのカメラ設置には「道路使用許可」が必要ですが、都内周辺では、申請日数が足りないことが多いので私有地を探さないといけません。
・・・・と、なにより時間が足りないか、スタッフ人数が少ないか、どちらにしても大忙しの毎日です。

ディレクターは、そうして撮影した物の編集作業がありますが、ドラマ・映画と違ってタイムキーパーさんがいないロケが多いので納品に必要な尺の調整も必要ですので、結構時間が掛かります。また、次の企画会議もどんどんこなさないとなりません。

怖いのは、作成中に大きな事故や事件があって、その企画内容と似ていることが起きてしまった時ですね。
常に、世の中のことにも気を配らないといけませんし、他局で同じような企画がないか？ということにも気を配らないといけません。

「スタジオ収録だけなら楽か？」いえいえ、常に企画を考えなくてはいけませんし、この頃は局のコンプライアンスが厳しいですから、いつでも「撮り直し覚悟」が無いとツライですよ～