ボイラー技士２級 があると具体的にどんな仕事ができるのでしょうか？

Question

ボイラー技士２級 があると具体的にどんな仕事ができるのでしょうか？小学生でもわかるように説明をお願いいたします。
ちなみに電気工事士の資格はもってますが実務経験はありません。

補足

工場のボイラーってなんですか？
ボイラーは工場でどんな事をしているのですか？

Answer 1

ある会社に伝熱面積２５㎡以下のボイラーがあったとします。
そのボイラーを取り扱ってほしいという依頼があれば、その資格をもって就職できるでしょう。
ではそうしたボイラーはどこにあるのでしょう。一般的には、生産工場ですね。
しかしそうしたストレートな雇用など、ほとんどないと思われます。
現在は、貫流ボイラーですとか小規模ボイラーというものを複数設置することによって、法の上では技士を必要としないような所が増えています。
また一方で、それ以上の伝熱面積のボイラーの取り扱いはできません。
したがって、ボイラーがあるからといってボイラー技士が必ずしも必要であるというわけではありません。
いいかえれば、ボイラー技士免許を持っているからという理由で、ボイラーの管理に携われるとは一概には言えないということです。

ご質問のように、「2級ボイラー技士免許があるとどんな仕事ができるのか」という問いには、「伝熱面積２５㎡以下のボイラーの取り扱い」と答えるのが正しいのですが、「ボイラー技士の免許がなくても取り扱えるボイラーは増えている」ということが言えます。
また、「工場のボイラーを取り扱う係の人」や「ビルなどでボイラーを取り扱う係の人」は、ほとんどのひとがそれだけを仕事としているわけではありません。
工場の生産の業務に携わりながら、ボイラーの管理もしているといった具合です。ビルメンテナンスにおいては、ごく一部の要素でしょう。

つまり、「2級ボイラー技士免許があるとどんな仕事ができるのか」の答えは、嫌な言い方に採られるかもしれませんが、「あるからといって優遇される環境は極めて狭いので、こんな仕事ができるとは言えない」というのが正しい回答ではないでしょうか。

ボイラーで蒸気を発生させ、その熱エネルギーを機械に送ります。大きな熱を必要とする工場はいたるところにあります。
ほとんどすべての工場に、備わっているといえるでしょう。
化学工場、製紙工場などなど、食品工場や給食センターなどの調理などにも、とても言い切れません。

工場の大小、ボイラーの大きさ・種類などによって、必要とされるボイラー技士免許は変わります。