敢えて、極端な言い方をします。 先ず、一般的な企業(サラリーマン)とクリエイティブワーク(デザイナー等)の仕事の最大の違いは「個人の力」の認識にあります。 近年、様々な要因で色々変わってきてはいますが、一般企業は基本的に一つの組織(会社)に忠誠を誓い、組織は社員の収入、立場を保証する信頼関係をベースにして仕事を進め、具体的に仕事をするにあたって「その人にしかできない仕事を作らない」と言う考え方をします。皆で一致団結して平等に仕事をし、社員全員が同じスキルを持つ事を理想としています。その為、ある日突然担当の人が例え、死亡したとしても誰かが変わりに仕事を進めプロジェクトは問題無く進みます。 いい点を上げるなら、様々な点が安定し、「安心」を得られやすいと言う事です。多分、あなたはまだ子供(10代~20代前半)でしょう。危険な事に挑戦して成功するサクセスストーリーに憧れを持つでしょうが、人が幸せになるのに必要な要因は「安心」なのです。 親元を離れ、完全に自分一人の力で生き抜く状況になったらよく分かりますよ。 一方でクリエイティブワークの場合、「この人じゃなきゃできない仕事」と言うオリジナリティを求めています。会社側はそういうスキルを持った制作者(デザイナー等)を探し、制作者は自分のスキルを商品にし、少しでも収入がいい仕事、待遇の良い職場を求めて様々な組織を転々とするのが一般的です。 デザイナーのいい所は自分のスキルに応じて、自分のルールを通せる事です。悪い点はいつでも、誰かに蹴落とされるリスクを持っている事です。その為、安心を得ると言う事がサラリーマンより大変です。少しでも、いい仕事をしないと自分にとって変わる人はいくらでもいます。いい仕事をする為にはプライベートを犠牲にする事も有りうるでしょう。 面白い事、大変な事、これは人によって違うので、個人的なエピソードと言う形での紹介になりますが、私がWEBデザイナーをやっていて楽しいと思う事は、「自分の考えている物、閃きが形になる事」「自分の作った物で喜んでくれる人がいる事」と言う場面に会った時です。 嫌な事はホームページは作って終わりでは有りません。運用もWEBデザイナーの仕事です。特にうんざりしたのは、某大物歌手の公式サイトの担当になり、芸能事務所が考えたキャンペーンスケジュールに合わせてサイトを更新しなきゃいけない時が辛かったです。「○○日に日付が変わった瞬間にサイトの更新」みたいな事をするため会社に残るはめになりました。結局、終電が無くなるまで残業し、そこから家まで歩いて帰りました。当時の職場から家迄地下鉄で40~50分位の距離です。この距離を徒歩で帰る分けだから、3~4時間程歩きました。そして、ひと眠りしてそのまま、また出勤。と言うのがありました。ミーハーの気持ちが湧かない為に言いますが、こういうケースの場合、大物歌手(芸能人)と業務で会う事はまず有りません。何故なら、デザイナーは作るのが担当で、クライアント(この場合、芸能事務所や芸能人)と交渉するのはディレクターなり、プロデューサーなり、営業の人だからです。
はっきり言ってデザイナーでは良いことなど何一つありません。 ものすごく安月給です。 出来高制だと年収100万以下だってザラです。 そして短納期であったり、急な変更で全てやり直しになったり。 月の稼働時間が300時間あっても、出来高制だと数万円しかもらえないこともありますよ。 最低でもPHPやJAVAあたりの言語でプログラミングできるようにならないと人並みの暮らしはできません。 それでもIT系は人材が過剰供給気味です。 まだ学生さんなら他を目指した方が良いですよ。
< 質問に関する求人 >
デザイナー(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る