労働安全衛生法：安全管理者の専属に関して 社労士平成１５年過去問

Question

労働安全衛生法：安全管理者の専属に関して 社労士平成１５年過去問某サイトより転載

問い
事業者は、2人以上の安全管理者を選任する場合においては、そのうちの1人を除いては、その事業場に専属の者でない外部の労働安全コンサルタントを安全管理者として選任しても差し支えない。

誤り
2人以上の安全管理者を選任する場合に、そのうち「1人については」その事業場に専属の者ではない、外部の労働安全コンサルタントを安全管理者として選任できることになっている。
よって、複数の安全管理者を選任する場合でも、外部のコンサルタントは1人しか選任できず、残りの安全管理者は、その事業場に専属の者を選任する必要がある。

またもっている参考書では
誤り
２人以上選任する場合で労働安全コンサルタントがいる場合は、労働安全コンサルタントのうち１人のみ専属でなくとも良い

とあります。これがどう読んでも理解出来ないのですが解説していただけませんでしょうか…
２つの回答が同じことを言っているように読めません。

Answer 1

三人いると仮定しましょう。
一番上のは、一人を除いて専属でない外部の労働安全コンサルタントを雇えます、と言っています。つまり、三人のうち二人労働安全コンサルタント雇えますと言っていることになります。

しかし、下の二つは、一人については労働安全コンサルタントでもよい、と言っています。他の二人についてはダメだということです。つまり、一人しか外部の労働安全コンサルタントを雇えないと言っています。

つまり、一人のみ外部の労働安全コンサルタントが雇えるのか、一人を除いて他全部外部の労働安全コンサルタントを雇えるのかの違いです。

問いが二人以上となってるからややこしく感じるだけです。

試験、頑張ってくださいね。

Answer 2

第一種衛生管理者です。
衛生管理者についても、まったく同じ規定があります。

＜定められていること＞
2人以上複数を選任する場合、専属でなくていい外部のコンサルタントは1人のみ。
自職場専任者→○○○○●←外部コンサル

＜問いで尋ねられていること＞
2人以上選任する場合、1人は専属でなければならないが、
それ以外は、外部のコンサルタントを選任してよい
○●●●

＜解説＞
外部コンサルタントを選任できるのは全員のうち1人のみ
（上記のさだめられている規定どおりです）

＜参考書＞
安全管理者の資格要件はわからないのですが、
労働安全コンサルタントは特殊な資格を持っている人で、
労働安全コンサル＝外部、という理解でいいと思いますが、
中には、内部に（もしくは専属の）労働安全コンサルタントがいる職場も
あるでしょうから、○●で説明すると
○が、自職場安全管理者もしくは『専属のコンサルタント』を指し
●が、外部の（専属でない）コンサルタントを指す
という一歩踏み込んだ説明になっています。

ちなみに、衛生管理者の場合は
○：
自職場専属の「衛生管理者免許」を持つ者もしくは、専属の産業医や看護師
衛生工学衛生管理者などの資格を持つ者
●：
専属でない産業医、看護師、外部の衛生工学衛生管理者など。
（業種によっては、衛生管理者に衛生工学衛生管理者を含んでなければ
ならないなど面倒な規定がさらにある）

以上ご検討ください。

Answer 3

どう読んでも、同じことでしょ。
説明しようがないよ。

外部のコンサルタントは1人しか選任できず＝一人選任できる

１人のみ専属でなくとも良い＝一人選任できる

何がどう理解できないの？
日本人ですよね？