元児童相談所で保護指導員として勤務していた経験から 児童相談所に入所する子は、18歳未満の一時保護の子たちです。 DVや性的苦痛、不登校、虐め、育児放棄など、家庭、地域から見捨てられた子たちが、そこを離れて行く施設が決まるまでの仮住まいの場所です。 親が迎えに来てくれず、施設が決まったときの子の気持ち。 部屋の片隅で声を押し殺して咽び泣く子。 保護室の壁や戸を蹴飛ばし、こぶしで柱を叩き大声で暴れる子。 引きつった笑い顔から出る声は泣き声の子。 「何故リストカットをするのか。」を尋ねたことがあります。 答えは・・・ 流れる血を見て「自分は生きている。」「生きている証がリストカット」と答える子が何と多いことか。 自然と涙があふれてきます。 これはほんの一例です。 何もできない自分の無力さに悔しさと絶望が広がります。 児童相談所のボランティア・・・それ自体が考えられない世界です。 保護指導員として、何人かの大学生が給与を貰って、一時保護された子に対応していますが、正直言って携わって欲しくありません。 特に女の子たちが居る時は、子たちのなかで可笑しくなることが多々あります。 若い人の力も必要ですが、いろんな影響を考えると無理でしょう。 無理と言うよりはボランティアの参加自体を考えてもいないでしょう。
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