メガネ屋でアルバイトを考えています。 現在大学2年の男です。 Jinsとaiganの募集を見つけたのですが…

Question

メガネ屋でアルバイトを考えています。

現在大学2年の男です。

Jinsとaiganの募集を見つけたのですが、量販店と老舗ということで仕事内容など何か違いはあるのでしょうか？

また、アルバイトにはどの程度まで仕事が任されますか？

Answer 1

私は六年ほど前にaiganで一年間アルバイトをしたことがあります。大学生の頃でした。
なのでaiganの話をしてみようと思います。

店舗と店長にもよるかと思いますが、もしも営業時間が長い店ならば、男性はまず遅番に宛がわれることが多いです。
アルバイトに求められることはまず、お客様がいらしたら「いらっしゃいませ」を言うことです。業務が分からなくともまずこれが大きな声で言えるかどうかは大切です。

以下、箇条書き。

・陳列してあるフレームや陳列台の掃除
これは勤務が初めてだろうと何十年だろうと、暇なときはやります。
・お客様の誘導
こちらの席へどうぞとか、カルテに必要事項を記入してもらったりとか、どういったご用件での来店かを尋ねたりとか。
・お客様の眼鏡のクリーニングとネジ締め
お客様がクリーニングしてくれと言ってきたり、店員側からクリーニングしましょうかと声をかけて、クリーニングをします。その際、ついでに眼鏡のネジも締めます。
・雑用
消耗品の買出しや、手書きのデータの整理、値札つけ、サービス用ケースや眼鏡拭きの管理、店内の掃除など。遅番ならば、パソコンの電源を落としたり、掃除機をかけたり、閉店作業もします。店内の眼鏡拭きや雑巾の洗濯は手洗いの店が多いです。
・レンズメーターの使用
要は眼鏡レンズの度数を調べる作業です。完成した眼鏡のチェックや、お客様の眼鏡の度数を調べたりする道具です。
・単焦点レンズの説明と販売
遠近両用は難しいですが、普通の近視や遠視や老眼だけのプラスチックレンズの商品説明は、量販店レベルならそう難しくはありません。これがしっかりできるようになれば、遠近両用も販売できるようになります。
・雑品の販売
メガネクリーナーや度なしサングラス等、眼鏡以外のものの販売と在庫管理、発注。
・調整
お渡しする眼鏡や、お客様が愛用している眼鏡のかかり具合を調整します。
・オートレフ
ボタンひとつで自動で作動してくれる測定器で、そのひとが必要としている眼鏡の度数の下調べをするためのものです。

素人が分からないものに関しては、順次、社員さんが教えてくれます。
調整は、極めようとすればベテランの資格持ちでも長い道のりの分野です。不得意なひとは不得意ですし、難しければすぐに社員さんに交代すればいいです。これを教わるのはかなり後のほうです。
検眼は社員さんの仕事です。ただ、よほど人手不足だとか、よほどそのアルバイトが信頼厚いとか、よほど店長が地区長から何か言われているとかいう何らかの事情がある場合は、検眼もやらされるみたいです。そういう店ははっきり言って信用できません。

最初はとりあえず陳列台や陳列している商品の掃除からです。
そんなに難しいのはもっと後になってからです。
頑張ってください。慣れるとひとのためになる楽しい仕事ですよ。

ＪＩＮＳとａｉｇａｎの違いは、まずスピードですね。
ＪＩＮＳは完全にスピード重視です。ひとりのお客様にかける時間が短いです。商談が成立してから、最短２０分でお渡しでしたかね。
ａｉｇａｎはそれに比べれば多少は時間をかけます。お客様に販売員がついて一緒に商品を選ぶこともありますし、検眼にも２０～３０分くらいはかけます。お渡しの最短は１時間と銘打っている店が多いです。

次にコンセプトの違い。
ＪＩＮＳはもっぱら、服飾雑貨としての眼鏡、そのついでに度入りのレンズも入れておこうという姿勢です。
ａｉｇａｎは一応は検眼に力を入れていると謳っています。量販店の範囲内ですけどね。

最後に商品の違い。
ＪＩＮＳは若者をターゲットに安いオリジナル商品を大量販売大量消費です。
ａｉｇａｎにもオリジナル商品はありますが、それ以外の商品も多くあります。年齢層も、子供から老人まで色々です。ただ、愛眼という店舗に比べると、ａｉｇａｎは若者がターゲットで、９０歳や８０歳のお客様は殆どいらっしゃらないです。