僕は高2になりますが最近、将来のことを考え出しました そして僕は音楽が大好きです 幅広い音楽を聴きますがその中でも邦ロッ…

Question

僕は高2になりますが最近、将来のことを考え出しました
そして僕は音楽が大好きです
幅広い音楽を聴きますがその中でも邦ロックが一番好きです
そこで将来は音楽関係の仕事につきたいと感じるようになりました
ですが、ミュージシャンやアーティストになりたい訳ではないです
それで、僕はロッキオンジャパンと言う音楽誌の編集者になりたいのですがロッキオンに入社するにはやはりどのような進路を選べば良いですか？ 何か資格は必要ですか？ 大学ですか、専門学校ですか？ また、楽器が弾けたり音楽経験は必要ですか？ 教えてください

Answer 1

出版業界の者です。

A．超難関なのを承知で最初から音楽誌の編集者を目指す。

B．とりあえず、どの分野、どの出版社でもいいから編集者を目指す。キャリアを積んだ後に音楽誌、もしくは音楽に携われる機会の多い出版社、雑誌編集部に転職する。

ものすごくざっくり書くとこんな感じです。

ちなみに確率的に言えば、Bが500くらいチャンスがあるのに対し、Aは1か2。どちらが業界に入りやすいかは一目瞭然です。

正直なところ、いきなり音楽誌の編集者を目指すということは、プロ野球の選手やJリーグの選手になることよりも難しいです。

なぜなら音楽誌が次々と休刊（実質的には廃刊）に追い込まれているからです。

先日も「WHAT's IN？」「PATi・PATi」の2誌が休刊を発表したばかりです。

音楽誌という目標があるのは大変いいことです。でも、業界が欲しいのは音楽誌の編集者ではなく、どの雑誌・書籍でも対応できる編集者。つまり、現場は編集業務のエキスパートを求めているわけです。

仮に興味のない分野でも編集者としての力量を発揮できる、そんな人材でないとそもそも業界入りのチャンスはありません。

それと音楽を扱っていないライターにも彼らに負けないほど好きで、知識を持っている人は数多くいます。これは同様にスポーツなんかにも言えます。

とりあえず、まずは編集者になる。そして、音楽関連の記事、ページを扱えるチャンスをうかがう。現実的なところではこんなところでしょう。

進学先は大学、それも可能な限り上のレベルの学校がいいですね。採用実績だけで言えば、早稲田は出版業界に最も多くの人材を輩出している大学です。

相談者さんが思い描いていた回答とは違うかもしれませんが、現場に長年いる立場として真摯に答えたつもりです。

以上、参考になれば幸いです。