正社員で 退職金制度がなく 退職金共済が あると書いて あります。違いは なんですか？

Question

正社員で 退職金制度がなく 退職金共済が あると書いて あります。違いは なんですか？

Answer 1

退職金制度は会社が勤続年数に見合う金額を社内に積み立てて （退職準備金と言います）退職時に支払う制度です。

共済制度は毎月外部の共済へ企業が払い込みをして退職時に 共済へ請求することで退職金が貰える制度です。共済が預かったお金を健全に運用管理されいれば、仮に会社が倒産されてもお金は社外に在るため不払いが避けられます。

一方、退職準備金は極端に言えば帳簿上にあるだけで会社が倒産した場合、退職金が払われない事があります。

Answer 2

社内での積み立て制度＝退職金
国に積み立てる制度＝中退共

私のところでは中退共を使っていますが、社内での積み立ては運用資金に使う事もできるので便利なんだけど、景気が悪化して退職金が払えない場合も考えられますので、中退共だと転職して転職先も同一制度を使っていれば退職金の積み立てが継続されるのと、国が行なってる制度なので会社が倒産しても退職金そのものは保障される。

退職金もろもろでもめたくないので、アウトサイジングしている方が企業にとって楽って事もあります。

あとは企業の福利厚生によって違いますが保険を企業が掛けて満期の受け取りをご本人にしていたり財形での積み立てで企業が付加金を加えたりなど色々な形で福利厚生を肉厚にしている企業もあります。

保険の受取を本人にしているが、さらに企業共済保険でも従業員へ保険を加算して、労災拡充保険なども企業が掛けていたります。

これらの保険についてはご本人は知りませんので、ご本人も生命保険などに掛けている場合も当然ながらあるわけで、福利厚生が充実してる企業の場合は不幸な事故があっても従業員の家族が大変な思いをしないように考えている

目先のお金なのか、未来の安心を選ぶのかで企業を選ばれるのも一つです