管理栄養士と栄養士の違いはなんでしょうか？また、専門学校のサイトを見ると卒業後3年間の実務経験が必要と書いてあったのです…

Question

管理栄養士と栄養士の違いはなんでしょうか？また、専門学校のサイトを見ると卒業後3年間の実務経験が必要と書いてあったのですが、これは働きながら勉強をして試験を受けるということでしょうか。管理栄養士を目指す場合は、大学を選んだ方がいいのでしょうか。

Answer 1

管理栄養士は栄養士よりワンランク上の資格。
患者さんに直接栄養指導をしたりできます。
仕事内容は職場によって違うので管理栄養士になったのに栄養士の時と仕事内容がほとんど変わらないとか、栄養士だけど調理師と同じような仕事しかさせてくれなかったりするから試験に受かっても「資格手当がつくようになった以外変わらない」という人もけっこういますけどね。
仕事内容以外の違いは管理栄養士になれないと出世できないことかな。
病院などは資格によって身分が決まるので、管理栄養士だと多くが管理職になります。
実務経験が必要な人は働きながら勉強します。
大変さや合格率を考えたら大学のほうが手っ取り早いですが、今後は大学でも実務経験が必要になると聞いたので、その場合は働きながら勉強することに変わりはありませんね。
合格率を考えたら管理栄養士になるための勉強をする大学のほうが当然合格率は高いので、大学の方がいいと思います。
管理栄養士の制度は以前から「６年制にしたい（アメリカでは栄養士の地位が高く、求められる知識も高いためアメリカのようにしたいと考えている）」「大卒じゃないと管理栄養士になれないようにする」とか、色々な噂がありました。
実際に大卒者の国家試験免除科目がなくなったり、実務経験が長くなったりとけっこう変化があります。
在学中に制度が変わったからといって突然「卒業しても大学じゃないから管理栄養士になれない」というのはありませんが、今後どうなるかわからないので「管理栄養士資格は取れる時に取っておいた方がいい」と言われました。
以前は「勉強しかしたことがなく、現場をまったく知らない大卒の管理栄養士は役に立たない」と言われていたことがけっこうあったから「実務経験があるほうがいい」と思いましたが（実際に「大卒お断り」という病院や事業所もあった）、今後実務経験が必要になるのであれば「現場を知らない」という弱点がなくなるので、合格率の高い大学のほうがいいと思います。

Answer 2

管理栄養士になるには、栄養士養成校と管理栄養士養成校のどちらかを利用しなければいけません。
栄養士養成校…卒業時に栄養士免許が取得可能。
管理栄養士養成校…卒業時に、栄養士免許+管理栄養士国家試験受験資格取得可能。
※両者とも指定単位を全て履修すればの話です。

管理栄養士になるには２つの方法があります。
①栄養士養成校である短大、専門学校で栄養士資格を取得→実務経験を積み(栄養士として働く)、国家試験受験資格を取得→国家試験に合格する。。
※国家試験合格率は10～20％程です。働きながらの勉強はかなりの根性が必要です。
(栄養士としての実務経験年数について)
栄養士養成校である２年制の短大、専門学校で栄養士免許取得→実務経験３年必要
栄養士養成校である３年制の短大、専門学校で栄養士免許取得→実務経験２年必要
栄養士養成校である４年制の大学、専門学校で栄養士免許取得→実務経験１年必要
◆つまり、栄養士養成校入学後管理栄養士国家試験受験資格を得るためには、計5年かかることになります。

もう一つの方法は、
②管理栄養士養成校である大学、専門学校で指定単位を習得→国家試験受験資格取得→４年の３月に行われる国家試験に合格する。
※国家試験合格率は約80％です。どこの大学でもきちんと勉強すれば合格できます。

①も②の方法も、最終的に国家試験に合格しなければ、栄養士しか取得できません。

国家試験合格率の高さ、管理栄養士になるのにかかる年数等様々な面か考えて、管理栄養士を目指すなら②の管理栄養士養成校にしたほうが絶対いいです。

質問者さんが見た専門学校は実務が必要という事は、栄養士養成校ですね。数少ないですが、専門学校でも管理栄養士養成校があります。以前回答した管栄養成の大学と専門学校の違い→ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13102987603

栄養士と管理栄養士の「違いです。免許の発行元等の違いより、就職、業務の違いのほうが知りたいと思うので、その回答です。BAの後半の「ちなみに、」から読んでください。→ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11103185586