臨床検査技師と臨床工学技士の両方の資格を大学４年間で取得することを目指す大学があるのですが大変ではないのでしょうか？

Question

臨床検査技師と臨床工学技士の両方の資格を大学４年間で取得することを目指す大学があるのですが大変ではないのでしょうか？調べてみたところ臨床検査と臨床工学の仕事にあまり接点がないように思うのですが、

①今実際に臨床検査や臨床工学の学校に通ってるみなさんは、４年間でふたつの資格を同時に取得することが本当にできると思いますか？(新設学科なのでまだ卒業生が出ていないのでお伺いします)

②医療現場で働いている方にお伺いします。両方の資格を持っていることが仕事をするうえで役に立ちますか？

明日には進学先を決定しなければならなく悩んでいます。
ぜひアドバイスお願いします。

Answer 1

臨床検査技師です。

Ｗライセンスは全く意味が無いです。
それぞれの団体はＷライセンスを取れる大学ということで
学生を集めるのに批判的です。
やはりどちらかの資格に絞って４年間の勉強を充実させた方が
知識が充実するでしょうし、就職後にも活かせると思います。

就職するときにはどちらかの職種を選ぶわけで
両方やるということはありません。
就職後に実際の仕事を一つ一つ覚えていって
一人前の技師になるには何年もかかります。
そんなことからもＷライセンスは無意味ですね。

出来れば新設学科が設置された大学よりも
伝統と信頼のある学校を選ぶべきです。
卒業生が数多く活躍し、病院の現場からの信頼も
充分に得ている学校を卒業した方が就職には
有利に働きますよ。

良い選択をされるように願っています。

Answer 2

臨床検査技師の学校に通っています。1つ取るだけでも3年または、4年かかるのに、2つを取るなんて簡単な事では、ありません。医療の世界では、舐められていますが、国試の合格率は、 臨床検査技師が最も低いです。それくらい難しいです。

Answer 3

この件に関して、臨床工学、検査技師の団体などが声明を発表しています。

「今般、臨床検査技師、臨床工学技士に関係する4 団体は、臨床検査技師・臨床工学技士資格の同時取得に関して以下の懸念を表明する。」から始まるものですが、ダブルライセンスを否定するものではないが、安易に両国家資格を取得できると誤解され得る受験生勧誘がダブルライセンス同時取得の目的であってはならないというものです。
各団体がダブル取得をうたっている養成校の教育水準に懸念をもっているということで、これらの養成課程が現場からの養成で作られたものではないことを示しています。

http://www.ja-ces.or.jp/infomation_detail.php?type=1&id=48

二つの資格を持っていても、結局はどちらかの部署に所属して働くことになります。
専門性を持って働くことが求められている臨床現場ではあまり意味はありません。
それよりも、現状では二つの資格を持っているという有益性よりも、どちらの資格も中途半端な教育しか受けていないのではないかと思われるデメリットの方が就職時には大きいのではないかと思います。
採用する側にとって欲しいのは資格をいっぱい持っている人ではなく、専門性を追求していける臨床検査技師や、臨床工学技士になれる人なのですから、最初からそれらの資格を目指している人を採用したいと思うのは当然のことです。
両方を取得できる大学に行く人は、結局医療系だったら何でも良かったんではないかと思われるかもしれません。