これと決まった「なり方」があるわけではありません。 基本的に「自由業」です。 小説家やライターと同じように「文筆業」ですから 極端な話、今日から「私は放送作家です」と宣言すれば 質問者さんは放送作家です。 でも、職業として成り立たせるためには 「ラジオ」なり「テレビ」なりの番組に関わる事が不可欠ですよね。 放送作家になりたい人を分けると二種類にわかれると思います。 ①最初から放送作家を目指し、放送作家になる人 と ②本来は芸能人、タレント、芸人を目指していた(または活動していた)が、身体や話術で表現するより「文章(作家活動)」での表現やプレゼンの方が秀でていたので、軌道修正して、放送作家になってしまう人 ①の場合はラジオなどの素人ネタ投稿コーナーのある番組にハガキ(今はメールがメイン)を送り、番組内でネタが採用され続け、番組の常連投稿者(いわゆる「はがき職人」)となり、番組スタッフ(出演芸人/タレントやディレクター、その番組の放送作家)に才能を見いだされて、見習い放送作家から初めてキャリアをスタートさせ、リサーチや企画出しで経験を積み、活躍の場を広げていく感じ。 ※はがき職人出身で一番名前が知られた放送作家で言うと「秋元康」ですかね。 ただし、彼の場合は、はがき職人時代は短くて、即戦力として放送作家の事務所に所属し、新人の頃からバリバリ仕事が出来たそうです。ちなみに、この事務所が「昭和の秋元康」とも言えるスター放送作家兼司会者として高視聴率番組を世に送り出していた「大橋巨泉」の事務所。 はがき職人以外のなり方だと、シナリオライターや劇作家から放送作家になる人も多いですね。 シナリオライターは「映画」や「ドラマ」の「脚本(シナリオ/台本)」をイチから考える人。 劇作家は「演劇」の「戯曲(台本)」をイチから考える人。 テレビ関係者は新しい才能を探して、演劇をチェックしたりしますので、才能豊かな劇作家は放送作家としてのスカウトされる事が多いみたいですね。 ②の場合は、芸人としては挫折しながらも、芸人時代のコネ(芸人、スタッフ双方)を利用し、番組の企画会議に参加し、才能を評価されていく感じ。 元芸人の放送作家で最近一番有名、というか活躍している人といえば「三人目のバナナマン」といわれている「オークラ」さんですね。「細雪」というコンビやラーメンズとアルファルファ(今の東京03の豊本と飯塚が組んでいたコンビ)とで「チョコレートファイター」というアイドルチックなコント集団を組んでいたりしました。細雪を解散後、アテの無い日々を過ごしていると仲の良いバナナマンの設楽に「やることないなら俺たちの手伝いすれば?」と誘いをうけて放送作家の仕事を開始したそうです。 今では大人気作家で サラリーマンNEO お願いランキング とんねるずのみなさんのおかげでした 百識〜百で知るひとつの知識〜 火曜曲! ゴッドタン ピラメキーノ バナナ炎 戦国鍋TV ウルトラゾーン おぎやはぎのそこそこスターゴルフ2 を担当しています。 他で有名な人は森三中の大島の旦那さんの「鈴木おさむ」さん。 厳密にいえば②のなり方ではないのですが、放送作家になりたくて(なぜか?)ある芸能事務所の芸人オーデションを受けた所、そのオーデションの審査員として参加していた放送作家に才能を見いだされて作家活動を開始したという事です。鈴木さんに関しては担当番組多すぎて書ききれません(汗)。
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