栄養士の免許は。指定の学校にて、指定単位を習得したものに対して都道府県知事が与えます。 管理栄養士は『国家資格』で、管理栄養士国家試験に合格した者に対して厚生労働大臣が与えるもので、栄養士にできない業務ができます。例えば栄養指導。これは栄養士もできますが、お金のならないうえに知識不足のため実際栄養士では栄養士指導はできません。管理栄養士ならお金がもらえます。他にも栄養管理計画書や栄養マネジメント等栄養士ではできない業務が管理栄養士ではできます。 【栄養士】 栄養士養成校である短大か専門学校に行かなければ取得できません。夜間もないですので、最低でも昼間2年学校に通わなければいけません。基本試験はありませんが、稀に学校によってはABC判定で評価される認定試験がありますが、例えC判定でも栄養士にはなれます。最低条件が指定の学校で指定の単位を取る事ですし、認定試験は義務化されていないので、実施してない学校のほうが多いです。 【管理栄養士】 管理栄養士になるには主に2種類の方法があります。 ①栄養士養成校である短大、専門学校で栄養士資格を取得→栄養士としての実務経験を積む(短大等2年制なら3年栄養士として働く)→国家試験に合格すれば管理栄養士です。 〈栄養士としての実務経験年数について〉 a)栄養士養成校である2年制の短大、専門学校で栄養士免許取得→栄養士としての実務経験3年→管理栄養士国家試験受験資格が与えられる。 b)栄養士養成校である3年制の短大、専門学校で栄養士免許取得→栄養士としての実務経験2年→管理栄養士国家試験受験資格が与えられる。 c)栄養士養成校である4年制の大学で栄養士免許取得→栄養士としての実務経験1年→管理栄養士国家試験受験資格が与えられる。 つまり、2年制、3年制、4年制の栄養士養成施設を卒業して栄養士免許を取得した場合は、修業年数+実務経験の合計が5年以上になると受験資格が得られます。 ※国家試験合格率20%程です。働きながらの勉強はかなりの根性が必要です。 ②管理栄養士養成校である大学、専門学校で指定単位を習得し国家試験受験資格を得る→4回生の3月末に行われる国家試験に合格すれば管理栄養士です。 ※国家試験合格率は80%です。きちんと勉強すれば合格できる試験なので時間のある学生はこれだけ合格率が高くなっています。 厚生労働省は独学、予備校、通信講座、夜間のみでの栄養士免許取得も管理栄養士国家試験受験資格取得も認めていません。 栄養士も管理栄養士も病院、福祉施設、保育園〈栄養士の方が「多い〉、行政、自衛隊、企業、社員食堂等が主な職場です。 ですが、業務内容は管理栄養士のほうが冒頭で記載したように専門的な事ができます。職場によって差はありますが管理栄養士だと資格手当もつきます。 栄養士はどこの職場でもほぼ調理が主な業務で他は献立作成、発注です。勿論、管理栄養士でも栄養士と同じ業務をしている人もいます。 栄養士は管理栄養士の求人には応募できませんが、管理栄養士は栄養士の求人にも応募できます。 栄養士・管理栄養士についての知恵ノート→ http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n126177 他にも目指すならいろいろ知っておいたほうがいい情報もあるので、読んでください。
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