税務職員は一般の国家公務員の給与より優遇されてるホントの理由を教えてください。

Question

税務職員は一般の国家公務員の給与より優遇されてるホントの理由を教えてください。「税務職は任務が困難なため優秀な人材を確保する必要があるから」と財務省は言ってるようですが本当ですか？

もし私が税務職なら一般行政職と同じ給料では公金着服とか賄賂をとるとか汚職をやらかすかもしれません。

Answer 1

仕事がすごくキツいからでしょう。公務員の中でもブラック業種として有名です。
定時で帰れることなどまずなく、毎日毎日夜遅くまで細かい資料を元に税務調査。
滞納中や払わない納税者には、サラ金同然の追い込み。
銀行口座を閉鎖するなんて日常茶飯事。払わない人の家に毎日押しかけていって、集団で家を取り囲んだりもします。対応にスピードも求められ走り回る毎日。上下関係も厳しくノリは体育会系です。
ヤフオクに公官庁オークションあるでしょ。あれ大半が市町村の税務署が差し押さえた物件。そうやって税金の代わりにするわけです。
警察と違うところは、警察が相手にするのは主に犯罪者や怪しい人物ですが、税務署は何も悪いことをしていない普通の人の家のプライバシーまで探し回る。一般市民のあら探しをしてカネを取る。嫌われ方がハンパじゃないわけです。精神的にも大変ですし、一円のミスも許されないので鬱になったり辞めたりする人もいます。

だから、学歴やキャリアなど税務署では役に立ちません。むしろ学歴があったり上品なお仕事を望んでいる人には向いていないでしょう。逆に言えば、ガッツとヤル気さえあれば高卒で就職して出世できる数少ない公務員職です。
実際、税務署の偉い人の中には高卒の人が多いです。その後、税理士として独立して活躍する人もいるので教育や勉強内容も厳しいのがわかるでしょう。