解決済み
行政書士試験は、法律分野の登竜門の国家試験と言われ、法令分野では比較的やさしい難易度とされる試験です(易しい順:「管理業務主任者→FP→宅建→通関士→マンション管理士→行政書士→中小企業診断士・社労士・司法書士・税理士・・略・・弁護士」)。とは言え合格率は、毎年6~9%前後、予備校利用の受験性でも合格まで800時間前後の学習を要します。 行政書士の本試験は、「法令等(244点)」+「一般知識(56点)」の300点満点で180点以上(かつ法令等122点以上・一般知識24点以上)の得点で合格ができます。(=60%以上の正解) 他の国家試験に比べ合格基準点が低く (宅建・マンション管理士は受験者の出来で66~76%正解の範囲で変動)、あらかじめ合格ラインが定められているため、予備校は「難しくない試験」と記載していますが、「法令等」は、憲法・民法・会社法・行政法等幅広く、「一般知識」も情報セキュリティ・国際問題(国連機関等)・政治の沿革・国語の文章理解等、通常の一般知識からはかけ離れた論点が多く出題されており一筋縄ではいかない試験です。 どうしても「行政書士」にこだわっている方でなく、法律系の初学者であれば、出題範囲も重複する「宅建」試験で自らのスキルを確認して難易度をはかるのも、ひとつの方法です。 <<補足>> ユーキャンは、行政書士の通信講座で最も人気があるベストセラーの講座であることは事実です(受講生は10000人を超えます)。ただ、教科書の情報量・問題演習量もLEC・大原等の大手予備校と比較して少ないです。素養のある方であれば、ユーキャン講座をベースに学習を進めて、直前期、LEC・TAC・大原・伊藤塾等の模擬試験で知識の上乗せをすることで合格ラインに引き上げることは可能ですが、初学者であれば、1日1.5時間の学習で1年で合格できる試験ではありません。例えば、過去問10年分学習するとします(約600問です(これを1問1答式に直すと600問×5肢=3000問 記述式等あるので大体の数ですが・・・)。学習時間300時間としたら、過去問だけの学習としても1時間に10肢の内容を習得していかなければいけません。これは余程記憶力・理解力のある方でないと不可能だと思います(答えを覚えるだけでなく、内容をしっかり理解しなければいけませんので・・・)。ユーキャンは、受講料が安く、広告戦略で知名度が高いため人気があります。残念な言い方ですが「安かろう・悪かろう」の講座です。
なるほど:1
法律の勉強をします。難しいと思いますよ
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