解決済み
危険物甲種および高圧ガス製造保安責任者試験を受けた方にお伺いします。私は以前危険物試験を受けたのですが、 その際は書店やネット上で多くの対策本が販売されているようでした。 現在は高圧ガス製造保安試験を受けようとしているのですが、 危険物試験の時と違い、問題集や対策本がほとんど見つかりません。 丙種化学は何冊か見つかったのですが、 私は乙種化学を受験しようと考えているため、試験内容にあった本が欲しいと思っています。 そこで疑問なのですが、なぜこのような違いが生まれているのでしょうか? 危険物の資格に比べ高圧ガスの資格はマイナーであるためでしょうか? また、高圧ガス保安協会からテキストや過去問が販売されていますが、 やはりこれらを購入するのが手っとり早い方法なのでしょうか? 試験経験者の方にご回答願いたいと思います。 よろしくお願いします。
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お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。 危険物取扱者と高圧ガス製造保安責任者の違いは概略は以下のようになります。 【試験日】 危険物取扱者は、都道府県単位でバラバラで行われています。甲種であれば各都道府県で上期、下期と一年に少なくとも2回は実施していますし、県をまたいで受験すれば一年に5回でも6回でも日程さえ合えば何度でも受験できます。 高圧ガス製造保安責任者試験は、毎年11月の第2日曜日に全国一斉でかつ統一問題で実施されます。不合格になると1年待たなければ受験の機会がありません。 【受験者数】 危険物取扱者は甲種~丙種まで合わせると確か「80万人/年」ほどになるかと思います。 方や高圧ガス製造保安責任者試験は、甲種化学、甲種機械、乙種化学、乙種機械、丙種化学(特別)、丙出化学(液石)、第一種冷凍機械、第二種冷凍機械、第三種冷凍機械と試験区分が9つあり、また「製造」ではなく「販売」ですが、第一種販売主任者、第二種販売主任者その他、液化石油ガス設備士も含め合計12の区分の全受験者数が8万人程度なので、危険物取扱者と比べると受験者数がおおよそ10分の1となり、出版物が乱立しても商売とならないことが伺えます。 【試験内容】 危険物取扱者は、例えば甲種ですがすべてマークシート。試験も3科目(危険物に関する法令、物理学及び化学、危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)で、試験時間はまとめて2時間30分です。 高圧ガス製造保安責任者試験の甲種化学、甲種機械は法令(60分/マークシート)、保安管理技術(90分/マークシート)、学識(120分/記述式)と時間も長いですし、学識は記述式なので分からなければ白紙解答です。 【グレード】 危険物取扱者も高圧ガス製造保安責任者も「甲種」が最難関ですが、「危険物取扱者の甲種の難易度」=「高圧ガス製造保安責任者試験の甲種の難易度」と勝手に解釈している人が多く、過去問を見て絶句している人がたくさんいます。乙種も同様です。 各々のどのグレードとどのグレードが同等レベルかは、感じ方によって違いますが、少なくとも「高圧ガス>危険物」という関係は、どのグレードも同じです。 【まとめ】 以上のことから、出版物は高圧ガス保安協会から出されているものが大半でありこれがベストです。各グレードの「保安技術」のテキストからはよく出題されていますので、このテキストと過去問集がなければ合格することは少なからず難しいでしょう。 全くの初学者ならば、検定講習もありますので、そちらを受講して勉強するルートもあります。過去問を見て、受験するグレード、方法などについて考えればいいでしょう。なお、過去問は高圧ガス保安協会でしか扱っていないので、高圧ガス保安協会の本部、支部などで判断のために足を運んで見せてもらうのがいいかもしれません。
テキストや問題集は保安協会の物以外、販売されていないと理解して良いと思います。 選択肢は存在しません。 書店やAmazonなどでは入手できないでしょう。 普通に市販されていないのは、需要が少ないせいなんですかね?求人募集で、高圧ガス製造保安責任者求む、もしくは優遇、を見たことがありません。 危険物より難易度はかなり上なんですけど。
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