解決済み
現役警察官の方に質問です。現在、踊る大捜査線や相棒などの警察モノのドラマや映画が大ヒットしていますが、ああいう作品って、現役の警察官や刑事の方々はどのように思われているのでしょうか?「忠実に再現されている」とか、「またまたーあんな事はないわー」とか率直なご意見を教えて下さい。よろしくお願いします。
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確かに現職の方がお答えするのは無理があると思います。 私の場合は、2年半前まで30年間現職でいたので、近い者としてお答えさせて頂きます。 刑事ドラマで忠実に再現というのは、難しいのではと思います。 ですが、最近の刑事ドラマでは警察OBの方々が監修をされているせいか、「相棒」「踊る大捜査線」「遺留捜査」「臨場」等々非常によく再現できていると思います。 「臨場」の検視のシーン等は現職の刑事でも勉強になるくらいだと感じました。 さすが、元検視官の監修だけあるなと感じた次第です。 肝心なところはボカしてありますが、鑑識活動等も実際の採取要領に沿っており、役者の方も凄いなと感じています。 他には、最近の刑事ドラマでは「警察隠語」も頻繁に使われているように感じました。それも実際に使ってる隠語とリアルに同じですから、ちょっとビックリです。 私は、現職時代から刑事ドラマが好きでよく見ていました。(今も見ていますが)
なるほど:2
すみません、警察官ではないですが、実話を一つ。 「容疑者・室井慎次」のDVDの特典ディスクに、メイキングが収録されています。 その中で柳葉敏郎さんが、元警察幹部で現在は定年退職されている方からお手紙を頂いたと言っていました。 その内容は、その方は「容疑者・室井慎次」の中であるようなある事件を巡り、警察庁と警視庁の出世を巡る派閥争いに巻き込まれ、室井慎次とほぼ同じ状況に立たされたとの事でした。 彼の苦悩や、冤罪、警察の不正や隠蔽体質など、実際に近い部分も結構ある、共感した、熱いものがこみあげてきたと。 その人は、映画の中の室井が自分の果たせなかった事を、見事に果たしてくれたと語っていたそうです。 最後に「ありがとう、本当にありがとうございました」と、感謝とお礼の言葉が綴られていたそうです。 柳葉さんはその手紙を見て涙が出たそうです。 自分の演じた役で、感謝をされる。人の心を動かした。 これは役者冥利に尽きる事だと。 柳葉さんは、今まで以上に「室井慎次」という”生き物”を、大事に頑張って演じていこうと決めたそうです。 実際には、セット等の細かい点などは忠実に再現できなくても、大まかというか合っている部分、人物、ストーリーなど、実際や真実に迫る部分は全く間違ってはいないようです。
警察の捜査方法は守秘義務があります。ある意味、国家秘密も含まれてます。 脚本家が警察OBさんに聞いても、あまり教えてくれないので、そこは脚本家が推測で脚本を書いているのが現実です。 ただ、NHKの夜の刑事ドラマで警察OBさんの監修が付いたのがありましたが、せいぜいセット(取調室とか)については忠実に再現したそうです。 だから、元警察官や警察官の妻があり得ないって言ってますが、忠実な再現されると、今度は逆に誰が捜査方法を教えたんだって文句言ってきますよ。 それに、忠実に再現した警察ドラマなら視聴者もつまらないと思って視聴率も下がるかもしれませんし…。 こればかりは、忠実に再現した警察ドラマは今後も作られないと思ってください。
主人が警察官ですが、いつもありえない!こんなことあるわけない!と連呼しています。 シリアスでより現状に沿って忠実にやろうとしているドラマや映画ほどありえないそうで、見る気が失せるようです。 踊るとかコメディタッチなものなら割りきって見れるそうですが。 踊るなら10年以上も同じ警察署や部署に居続けるなんてありえないし、署長が退職したら指導員や相談員になるとかもありえないので、まさに先の回答にあるようにファンタジーだそうです。 主人は踊るとかデカワンコとか話が面白いコメディタッチなものや過去の事件を元にしたものなどは見ますが、相棒とか二時間ドラマの類いは見ません。今期のビギナーズ(?)は予告を見ただけで、ありえん!といい放ち見てません。 でも主人の同僚には刑事ドラマ大好きな人がいて、何も突っ込みはせずに楽しんで見ているようです。 ですから、まあ大体の警察官は突っ込みをいれながら、割りきって見ていて、中には突っ込みをあえてしないでただ楽しんでいるだけの人もいるようです。
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