准看護師は何故廃止の方向にあるのですか？また、何年後位で廃止されるのでしょうか？

Question

准看護師は何故廃止の方向にあるのですか？また、何年後位で廃止されるのでしょうか？

Answer 1

准看護師はもともと戦後の看護師不足のおりに「暫定措置」として設けられた資格です。
ですから、本当は早期に廃止するべきものだと個人的には思います。

看護師には、ますます高度な専門的知識や技術が要求されるようになりつつあり、暫定的な措置をいつまでするんだという意見は昔からあります。
廃止できないのは医師会の反対が強いからです。
今ある准看護学校のほとんどは医師会立です。

現状として准看護学校がまだ存在し、資格試験も行われていることからすぐに廃止になるとは考えられません。
しかし、働く場はだんだん狭くなっています。
危機感を覚える方は50歳過ぎの准看護師さんも経験10年を生かして通信制の学校で看護師を目指しています。
この通信制の看護学校は准看護師として10年はたらいた方の救済措置みたいなものですね。(仕事をやめないで学校に行ける）

この様な救済措置もかなり前から行われています。

准看護学校も年々減っています。看護師の時給が比較的低いところだとわざわざ准看護師を雇う意味もないですから、、、。(秋田県には准看護学校はないとのこと）

また診療報酬の制度改革で准看護師を配置しても多く診療報酬がもらえないようになってきています。これが進めば本当に准看護師さんはますます働く場が減ってくるでしょう。

今就職している准看護師さんの資格がなくなることはないと思いますよ。でもこれから資格を取るなら看護師を最初から目指した方がいいですね。

Answer 2

准看問題はも～随分以前（20年以上）から廃止廃止と言ってますが、
まだ実現はされていませんね

看護業務が複雑、高度になって従来の高卒3年の教育に
不安が有るのです・・・
現在多くの看護師養成施設は4年制大学に移行してきています
そんな中で中卒2年の教育で

看護師の補助業務とはいえ知識、技能の不足は否定できません
総合病院や大学付属病院ではやはり役不足なのです
そのような病院では患者さんに対する看護師数（准看護師数では有りません）
が規定されています

しかし町の開業医御では人件費が安価で済む「准看護師」が重宝されています
医師会≒開業医の集団なのです
医師会としては安く採用できる准看が必要なのです

看護職だけでなく他の医療職も高学歴化が進んでいます
薬剤師も4年制の大学から6年制になりました
検査技師も高卒3年が4年制大学卒が増えています
放射線技師、理学療法士、栄養士・・・・どの職種もその傾向が有ります

その流れとして准看より看護師・・・それも4年制大学より大学院（6年）
と高学歴化が進んでいます。
これには各職種の職能団体のの職能をより高度化したいと言う
考えが多分にありますし
看護師：准看と言う構図は看護職以外には有りません

しかし准看には「医師会」と言う強い味方が居るので、
なかなか「廃止」とはいかないでしょうネ