解決済み
主に看護大学助手の方に質問です。私は総合病院勤務の看護師です。そこに実習指導教員として来ている方に看護大学の助手をしないかと薦められました。自分の出身大学ではないのですが、このような事ってありますか?補足が長文でスミマセン。 ①自分は臨床指導者経験はありません。 ②お誘いを受けたのは、自分の経験領域では無い分野の看護大学助手です。しかし、実習指導教員は、貴女さえよければ「出来る」とのことです。 ③その実習指導教員とは、1か月前程度に世間話で「自分は大学院を目指しておりCNSの資格を取りたいと思っている。そして将来は教育者になりたい」と話したことがあります。教員とは臨床で世間話をする程度の間柄です。 ④自分は、実習学生に対して、指導者ではありませんが、積極的に関わり指導してます。 ⑤その大学は、付属病院があり、看護短大などの歴史はありますが、大学としては新設大学です。(創立6年程度) ⑥大学院(新設)を併設しており、助手をしながら大学院通学も可能だそうです(教授からお聞きしました) ⑦近日中に大学教授とはお会いします。 自己の分野とは違う、そして出身大学では無い、付属病院の看護師でも無いのに大学の助手に誘われることってあるのですかね?自分は、このようなチャンスは珍しいかなとも思いますが、正直、何故このようなお声をかけてくれるのか疑問なのです。 看護大学助手に限らず、このような経験がある方がいらしたらアドバイスをください。お願いします。
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現在、看護系大学は新設校ラッシュのため、実習指導者やその他のスタッフが大変不足しています。 その場合、出身大学がどうとえり好みできる大学は少ないため、他大学出身者に声がかかることは考えられます。 ですが、このお話はあまり浮かれて簡単に受け取らないほうがよいと思われる節がたくさんあります。 まず、声をかけてきた人についてです。 「実習指導教員として来ている方」とありますが、「大学の助教・講師・准教授」という正職員でしょうか。 たんなる「実習指導教員」の場合、大学院の院生(他大学院のことも)、実習指導だけの非常勤職員、ということもあります。その場合、自分の進学や就職の際に、「交代要員」を確保…という必要に迫られている場合もあります。 職位についてもかなり怪しいです。 今、「助手」採用? 基本的に文科省は大学教育の教育歴として「助教」は認めていますが、「助手」は認めていません。 つまり、「助手」として何年も大学で勤務したとしても(常勤職として)、他大学に転職する際は「教育歴ゼロ」という大変不利な状況で採用試験を受けることになります。 また、助手(常勤)の雇用については、おそらく私大と推察しますが、たいてい任期は1年長くて2年です。任期の更新は認めない、という場合もあります。 「学卒でOK・専門分野問わず」で「助手採用」、となっている場合、私大ですと本当に1年中、全ての分野の実習指導の補助業務だけの可能性があります。大学における研究や理論等の教育分野には一切関わらないかも。 「大学院併設・助手をしながら通学可能」も私大っぽい感じですが、正規職員を「自校の大学院に通学許可」する大学はあまりないように思います。まっとうな私大の場合、論文博士の取得以外はたいてい、「他大学院」に進学させます。とはいえ、博士課程の場合が主流です。修士号の場合は前期に必修科目の講義がものすごくたくさんあるので、勤務に差し支えることが多く、認められないことがほとんどです。 自校の大学院に就学が認められているのは非常勤職員くらいかと。もしくはその大学の大学院に入学し、院生のTAとして実習指導者になれ、という場合くらいしか考えつきません。 創立6年ということは、最初に文科省に登録した教員(4年間は移動できないという制限付)が移動しつくし、残った教員で何とか持ちこたえている状況、という可能性もあります。人が足りなくてどうしようもない状況では、「勤務しながら大学院進学可」は、絵に描いた餅、とうか…だましの手口みたいなものです。実際に進学しようとすると「勤務等をおえてから行け」となり、それから行けるような大学院はほぼ皆無、となることも少なくありません。CNSコースだった場合、自分の実習もしなくてはならない、学生の実習指導も…って、ほとんど不可能になります。 教授面接があるのあらば、「実際に就業しながら大学院進学し、かつ規定年数で卒業した人は何人いるのか、またそれは修士課程なのか博士課程なのか」聞くべきです。…実際にあるだけで利用できない制度だった場合、すごいイヤ~な意地悪な質問ですが。実現可能かどうかがわかります。 また、CNS希望ならば、大学での教育経験はCNSの経験計上されません。CNSは臨床系の資格ですので、教員の間は経験年数のカウントが止まります。このため、苦労して資格を得ても、簡単に更新ができない状況(経験年数不足)に追い込まれます。 また、「助手」ではなくて「助教」だった場合。 「助手」よりも条件はマシです。 が、「学部卒で助手」の場合、任期が何年なのか、更新がどのくらいなのか、きちんと聞いておかないと痛い目にあいます。 助教の任期はたいてい3年です。 現在はなり手がいないので、学部卒でも地方私大なら助教として採用されることもあるでしょう。 ですが、任期が切れたとき。学部卒では転職先はないと思ったほうがいいです。 任期を更新してくれない可能性があります。別途、修士号や博士号を取得した人材がどんどん輩出されているのですから、そちらの人のほうが大学院教育にも携わることができるし(学部卒では大学院教育には関われない)、よほど良い、ということになります。 大学院を持っている大学なら、なおのことです。自校の卒業院生が戻ってきます。 かといって、他大学に採用されようとしても、たいていの場合「修士号もしくは博士号」の取得が応募要件として課されています。 つまり、現任校での勤務が終了したら、道はない、ということになります。 それでも、大学職員としての空気が味わいたい、というなら、良いお話なのかと思います。 CNSもしくは教育研究者として長くきちんと勤務したい、というなら、よくよく情報を集め、検討される事をお勧めします。
貴女の看護観を大切にしてください。例えば、成人の経験しかないのに、小児や母性の実習指導ができるでしょうか?そもそも実習指導とは、何をするのでしょうか? ただ単に看護過程の思考を教え、看護技術を教えるだけでなく、看護の楽しさや面白さを教えて欲しいと思います。経験がない領域の看護の面白さは学生に伝えづらいですよね。 貴女は、今、何に興味がありますか?CNSは、どの領域で取ろうと思っていますか? 中途半端に大学の助手をすると、それが専門と見られることがあります。例えば 成人の助手をしているのに、小児で大学院の受験は、試験官に?と思わせます。(大学によっては、助手に領域はない、とするところもあります。そういう大学なら心配ないかもしれません) おそらく学生指導が適切で、上昇思考があるというところから声がかかったのだと思います。 貴女の卒論担当だった先生にも相談されてはどうでしょう?大学は大学同士。いろんな情報をお持ちかもしれませんよ。
仕事を通じて知り合った大学の看護科の教授に、なぜ大学の先生になったのか尋ねたことがあります。 その方も普通に看護師として勤務していた際に恩師に声をかけられたと話していました。 それまで先生になるなんて考えてもなかったので、驚いた、とも。 また、その大学の看護科の別の教授は助産師の資格のある先生を探しているが、現役で働いてる方は助産師としての仕事にやり甲斐を持たれておられるし、辞めている方は家庭の事情などがあるから辞めているのであり、なかなかオファーに応じてくれる方がいないと話していました。 なので、あなたのようなケースはあると思います。 チャンスではないですか? ぜひお話を聞かれてみて、条件に合わなそうだったらやめておけばよいだけですし。 ちなみにその大学のその学科が定員割れしていないかどうかをまず調べてみてください。 定員割れが続いてい?場合は学科の閉鎖もあります。 その場合、名のある方は研究者として残れますが、助手は職を失う事もありえます。 看護師資格をお持ちですし、新設五年ですのでまだ大丈夫だとは思いますが…
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