今は実務に即した問題が出題されています。調査士の合格率は8%くらいで年々受験者数が減ってきています。問題が長文で何を求めなければいけないか即判断して解答しなければ2時間半では到底出来ません。初めての受験なら試しに受けてみるのも良いと思いますが全くの初心者なら土地の求積が殆ど出来なくて分かる範囲で申請書が書ける程度で終わり、来年は学校に通うことを考えながら帰路に着くことになると思います。勿論、残された時間に確り勉強して腱鞘炎になる位に書式を書けば来年に繋げられます。 模試などでは多少問題が難しくても満点近く取る方もいますが本試験では基礎的な問題が出題されても中々解けません。問題には直接関係ない相続、売買に関することを付け加えて出題するとパニックになり関係の無い申請情報を記載したり余分に分筆したりします。 試験ではこの時点でアウトになる可能が高くなります。家に帰り冷静になれば難なく解答出来る事も出来なくなります。それだけプレッシャーが掛かります。 一級建築士の有資格者の方見たいですが図面を書くことは慣れているかも知れませんが三角定規で精度良く時間内に書き上げる事は至難の業ですのでかなり練習が必要です。以前に建築士の方が図面作成が難しいとは思わなかったと話していたこと思いだします。土地家屋調査士は法律家ですので多少の民法や関連の法律の知識が無かれば何を問われているのか分からない場合があり間違った申請書を作成してしまうとアウトになりますので深く勉強する必要は有りませんが関連条文などは押さえておく必要があります。 書式問題の内容次第で決めると有りますが絶対に合格すると言った強い意気込みがなければ何れ諦めてしまうので良く考えて受験してください。
試験の概要についての質問をこの時期にするのであれば、今年は記念受験となります。 書式問題は、土地と建物について申請書と添付する地積測量図や建物図面・各階平面図を作成するものです。 ある事例が問題として出題され、この事例が不動産登記法、民法などを考慮してどの様に申請をすべきかという事を問われます。 申請に必要な書式が理解されている事を確認されるのはもちろん、関連する法律を理解して申請書に記載できているか?また作図や計算能力が十分にある事が必要とされます。 全ての申請方法を理解しているならば難易度はそれほど高くはありませんが、決められた時間内に申請書や添付図面を正確に完成させるには十分な練習が必要とされます。 毎日、作図や計算の問題を効率よくやられている方は10ヶ月程度でも合格する人はいると思いますが、少しのミスが命取りになる試験でなおかつ合格人数も少ないので合格する為には完璧に近い回答の作成が要求されます。 私は最初の年の受験は10ヶ月程度の準備期間である程度の合格レベルに達したと思ってしましたが、書式の問題で独特の雰囲気に呑まれてしまいうまく記載ができず不合格でした。2年目の受験では計算や作図の効率化、解答作成の時間配分などの調整をする様にし、出題された問題の趣旨の理解を完璧にする事に重点をおき勉強をしたのが功を奏したのか2回目でうまくいきました。 択一問題はほぼ満点に近い事が前提で書式の完成度の高さが合格の決め手になります。 まずは受験してみて独特な雰囲気を経験してみてください。
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