大学によってカリキュラム違いますが、うちの大学の場合 1年〜2年前期 教養過程で高校の延長で数学、物理、英語、第二外国語(独語、仏語などから選択)などは必修。その他選択科目(大雑把に政治、経済、歴史、哲学など)医学の勉強はしません。 2年後期〜3年 本格的に医学の勉強が始まります。 まず、基礎医学の講義&実習で人体の構造・機能、疾患とその原因を学ぶ。 4年 臨床医学の講義&実習で、診断や治療など直接の医療に関連する事を学ぶ。一般的に6学年で一番忙しい年で、ほぼ毎週テストです、試験が約40科目ほどあります。それをクリアしたら2月にOSCE(オスキーと発音します)の試験があります。何をするかというと、模擬患者さんに対して、きちんとした言葉遣いや態度で問診が出来るか、聴診、打診、触診などの基本的な手技が身に付いているのかを測るための試験です。次にCBTなるインターネット上で行われるセンター試験のようなテストをやります、医学部専門課程でやった事全て問われるプレ医師国家試験みたいなもんです。この2つの試験に落ちれば病棟実習ができません、つまり留年です。 5年 病棟実習(ポリクリ、クリクラなどと呼ぶ大学もある)が開始します。5、6人で一つの班となり内科、外科など全科回ります。ちなみに5年は試験がありません。 6年 マッチング(卒業後の研修先の病院を決める医学生の就活)をやりつつ、卒業試験、国家試験の勉強 進路ですが、人それぞれです。例えば、親が開業医であとを継ぐという人は入学時から決めてるでしょうし。多くの人が5年の病棟実習の経験をもとに6年になる時には決めてると思います。ちなみに僕は今5年ですがまだ決めてません。余談ですが外科医になったのだが忙し過ぎるから楽な科や簡単に金儲けができる科に変えるというドクターもいます、これを転科といいます。 臨床医学。麻酔、救急、整形外科、精神科、産婦人科、小児科、小児外科、形成外科、口腔外科、耳鼻科、眼科、放射線科、皮膚科、泌尿器科、リハビリ、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、血液腫瘍内科、アレルギー・リウマチ内科、糖尿病代謝内科、感染症内科、内分泌内科、腎臓内科、神経内科、老年病内科、心療内科、臨床検査医学、外科、脳外科、胸部外科 基礎医学。解剖学、組織学、生理学、生化学、薬理学、病理学、衛生学、寄生虫学、微生物学、免疫学 社会医学。衛生学、法医学
なるほど:6
iknetatihsaさんの回答は基本的に正しいのですが、最近いろいろ変わってきているので、補足。 ・アーリーエクスポージャーなどと言って、教養課程を短縮して、専門課程や病院実習の時期を早める大学が多くなっています。 現在、多くの大学で、最重要科目のひとつである解剖実習は二年次に行われます。 ・2~4年次は座学中心に解剖実習やその他の実習、5年次が病棟実習、6年次は病棟実習(続き)と卒業試験、というところが多いです。 ・4年から5年に進むところで、CBTという学科試験と、OSCEという基本的な問診技術の試験があります。 全国共通の、病棟実習を行うための資格試験のようなものです。 最近はパスしないと留年です。(再試験はあります) ・専攻の決め方は、けっこう複雑です。 医師国家試験に合格すると、病院で、初期研修医として、給与をもらいながら研修します(2年間)。 この間は、基本的に専門を決めないことになっていました。いろいろな診療科をローテーションするのです。 しかし、2年間は長すぎる、ということで、特に2年目に、希望する診療科を選択し、長期(10か月とか)研修できるように変わってきました。 従って、医学部卒業後1年ちょっとで、実質的に専攻を決める人が多いです。 その後、合わなければ専攻を変えることも可能です。また、産婦人科など一部の診療科は、初期研修開始時から重点的に学ぶことができる病院もあります。
なるほど:1
前期課程 一般教養 2年間 理科系科目 語学、物理、化学、生物学、国語など。 後期課程 専門教育 4年間 医学に関係する基礎学問及び専門学問 解剖学、基礎医学、専門医学など 医学実習 診察、麻酔、手術実習等 卒業後 国家試験受験資格を与えられる。この試験に合格した者は、医師資格を取得できる。 担当する診療科は自由に選択できるが、実際には 在学6年時にある程度決められる。が法的には、医師免許は全科について取得できているので、卒業後希望の科を選べる。 実際には、国家試験合格後、数年間病院に勤務し、実務の経験を習得する。 後日 従事するかを変更する事は 法的に 可能です。
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