もと添乗員です。 大学の学部は関係ありません。英語を使いますのでできたほうがいいですが、世界史的な知識を問われるため、英文科でなくてもまったく問題ないです。 ひとつ確認しておきたいのですが、添乗員は旅行会社の社員ではなく、派遣会社に登録して仕事をもらう職業です。 日当制ですので、一日数千円からスタートする、薄給の仕事です。仕事がなければ、即収入をたたれます。 学歴は問われませんので、高卒でも仕事をすることが可能です。 派遣会社に登録し、面接を合格すれば、資格試験を受けることができます。 非常に簡単ですので、普通に勉強のできる人なら誰でも合格します。(合格できないほどの学力ではこの仕事は無理ということです) 資格取得費用、初添乗費用は自己負担の会社が多いです。 はじめは国内からのスタートの会社が多く、一年から数年経験した後、内部審査を通ると、海外添乗に出ることができます。 人並みはずれた体力と、忍耐力、強靭な精神力を求められ、臨機応変に問題を解決する能力を求められますが、その割りに薄給です。 もちろん、経験をつんで、数ヶ国語を話せたり、現地ガイドがいなくても博学で各地でガイドができるくらいだと、日当があがり収入も増えますが、基本的に添乗日数で日当は上がっていきます。 お客様からの信頼も厚く、指名でお客様を呼び込めるようになると、だいぶ生活は楽になると思いますが、そこまでなるには相当の覚悟と努力を要します。 それでも、ボーナス、福利厚生などはないところが多く、一般企業の正社員とは程遠く、待遇がいいとは思えません。 女性が一生できる仕事ともいいがたいと思います。 結婚、子育てがあると、復帰がかなり困難です。 事実、私も添乗員に戻りたいと思うこともありますが、現実問題不可能です。 不安定な職業であること、お客様相手の仕事であり、単に旅行が好きでは勤まらない仕事であること、非常に体力が必要であることなどを踏まえたうえで、私としては、大変に魅力のあるすばらしい仕事だったと思っています。 10年近くにわたるその経験が今の仕事でも、十分に発揮され、正直どのサービス業ならどの業界に行っても大丈夫な気がします。 まだ中学生ですから、今は目の前の勉強に努力し、英語は使いますので、今から得意科目にされるといいと思いますよ。 世界史も勉強しましょう。特に宗教に関連した歴史は、ヨーロッパの観光地では大変重要な知識となります。 これからいろいろなことを学び、経験し、そしてその先に添乗員がまだあるなら、是非がんばってください。
< 質問に関する求人 >
添乗員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る