アパレルメーカーにおいて 例えば 来年の春物を 製造するにあたって どういった商品を作るかを考え 決定しているのはデザイナー いいえ デザイナーではありません。 半年先 一年先にどういった商品を市場へ出すかは 企画会議を経て決定されていきます。 その企画会議に参加するメンバーが デザイナーであったりディレクターであったり マーチャンダイザーであったりです。 そして 最終決定者・責任者は、各ブランドごとに ひとりずつ在籍しているマーチャンダイザーです。 野球チームで言えば 各コーチの上にいる 監督といった存在です。 こうした企画会議に出席するデザイナー以外の役職者達の 多くは服飾専門学校等を卒業していない人達ばかりです。 貴方の様に 服飾とは全く関係がない勉強をしてきた 大卒者達で入社の際 総合職者として採用された人達です。 立派な業界人には 入社後に時間をかけて 会社の力や自助努力で成っていく事になります。 貴方がやりたい仕事をする為には 入りたい企業へ総合職で採用され その後 昇進昇格を果たし 企画会議へ出席出来る 立場に成れれば良いことになります。 良く聞かれるのですが 総合職で採用されるには? については アパレルだからアパレルの知識を問われない のですから 他の業界へ就職するのと全く同じと 考えてください。他業界の採用担当者は どの様な大卒者を 採用したいと考えているでしょうか アパレル企業の採用担当者も 総合職で採用したい 学生像はそれとなんら変わりません。 偏差値が高い大学出身・学内成績優秀者・面接時の応対が素晴らしい toeic等々就職に強い資格取得者・部活動等での表彰事項がある学生 アパレルであっても 欲しい学生は他の業界と同じです。 因みに 企画ではなくどうしてもデザイナー職と言う場合は 貴方が考えている事が必須になってきます・・・が アパレル企業の企業デザイナーの現実は 企画で決められた通りの商品を作る事が主たる仕事に なりますので 企業デザイナーならば 企画系の役職者もなんら変わりはないと思いますよ。 企業デザイナーは、例えば コシノジュンコ と言った デザイナーとは全く違うという事です。
専門学校に行くのは目標では無く手段。 会社が採用を決める理由は、その人がどの程度デザイン出来るか、という点。 だから、極論を言えばデザイン出来れば専門学校なんて行かなくても良い。 ただし、自分がそれを出来るということを具体的に提示出来ることが前提ですが。 それと、デザインとはどういうものかということを学び、理解するのも重要。 好きなものを好き勝手に作るのはデザインとは言いません。 それさえ、きっときみには理解出来ていないはず。 さらに、過去のデザインの歴史を学ぶことも重要で、過去のことを知らない人と知っている人では、引き出しの数や大きさが違います。 きみが自分では何も出来ないのなら、当然専門学校に行った方が採用される確率は上がる。 そのための労力と費用を掛ける気が無いのなら、その程度の意識なので、目標が叶わなくたってそれほど落胆しないでしょう。 本気でなりたいのなら、行くべきなんじゃないの?
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