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通関士や貿易事務の資格は通関士という職業に就かなくても役に立つものなのか

通関士や貿易事務の資格は通関士という職業に就かなくても役に立つものなのか今大学2回生で就職活動のことで悩んでいます。 私は最近将来貿易関係の仕事につき、 いつかバイヤーになりたいと考えるようになりました。 ①今就職活動氷河期ということで何か 有利になる資格をとっておこうと考えています。 TOEICはもちろんですが通関士、貿易事務の資格は 通関士という職業に就かなくても 取得おいても損はないものなのでしょうか? それとも何か別の資格を取っておいたほうが有利になるのでしょうか? ②バイヤーになるための貿易関係の職業とは何なのか 具体的によくわかっていないのですが、 何か具体的なものがあれば教えていただきたいです。 長文、乱文失礼いたしました。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    大学やメーカー、商社、物流企業などで、貿易や通関士についての講義をしている者です。 まず、②から なんのどんなバイヤーを目指しているのか 『バイヤー』をどんな職業と認知されているのか不明なので ア)メーカーの資材の買い付け イ)流通業の商品の買い付け 等の担当者としての 概論を書かせていただきます。 まずは、両方とも、国際的にものを買い付ける(買い付け輸入)経験が必要ですよね。 ア)の場合は、メーカーで原材料の買い付けを担当する部署に配属されて経験を積むことも可能です。 ですから、まず、メーカー(製造業)に採用され、その上で『資材部(輸入)』に配属されなくてはなりません。 イ)の場合は、私の知る限りかなりの率で『商社』での買い付け輸入の経験者をハントしているようです。 では、商社に入るにはどうするか、そして、商社でも『輸入』を担当する部署に配属されなくてはなりません。 ご存じだとは思いますが、新卒採用の場合 企業に採用されても、希望の部署に配属される保証はないことがほとんどですよね。 多くの学生が、商社に入るとみんな直接 国際取引(物流)に携わることができると勘違いしていますが、 商社にも、人事部、総務部、経理部などのように、モノの動きに直接かかわらない部署はありますし、 国内取引専門部署や、国際取引だとしても『輸出(これはかなり率が高い)』担当になることもあります。 メーカーに入っても、同じことです。 私も商社出身ですが、新卒採用のほとんどが『国際取引』担当を目指して商社に入社しますが スタッフ部門に配属されて落胆している同期も居ました。でも、客観的には、その部署担当に適性があるように見えました。 では、どうすれば、企業に入って、その上で『バイヤー』になるための経験を積むことができるか? ここから①になります。 まず、採用されるため、そして、担当部署の希望を通すために 貿易実務C級(できたらB級)とTOEIC650点は確保しましょう。 そして、通関士試験に合格できていれば かなり説得力が増すと思います。 できたら、第2外国語も辞書を使ってでもやり取りは可能だと強いです。 貿易実務の学習は貿易取引全体の書類とお金の動きを知ることができます。 通関士の学習は、モノの動きに関する法律や、関税に関する知識(輸入の原価計算には大切です)を得られます。 そして、ア)にしてもイ)にしても、通関士さんを使って(一緒に)お仕事することになりますから、大変な力になります。 第二外国語は 今、中国や南米など新たな市場の開拓中の企業も多いので、喜ばれます。 まずは、企業に採用され、輸入の部署での経験を積むため 『希望します』と採用時に訴えるためには 『希望をかなえるためにこれだけの準備をしてきた』とアピールすることが必要です。 何の根拠もなしに『希望します』と言われても・・・・ですよね? 『これだけの準備をしてきた人材なら希望を聞き入れて採用しなくちゃ』と思わせることから あなたの将来の夢の実現が始まると思いますよ。 世界を目指すなら、今すぐ、そこにたどりつく階段を一歩ずつ登り始めなくちゃです。 その準備を始めなくちゃです。2年生で気がついてよかった。 もしあなたが途中で、将来の目標を変えたとしても企業に就職するのなら 持っていて損な資格はありません。 資格取得の努力をして、それを得ることができた経験は企業に対してアピールになりますよ。 こちらこそ、長文で失礼しました。 夢をかなえられることを願っています。

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  • 通関士資格は確かに貿易関連ではありますが、貿易の「手続き屋」ということになります。決して必要無いとはいえませんが、バイヤー、つまり「自分が商売の主体となる貿易業務」を目指すのであれば、少し方向違いのように思います。という私も過去にやっていたのは手続き的な仕事ばかりだったので、それほど回答資格はないかもしれませんが、私の意見を申し上げます。 1.「勉強」としては、資格取得ではなく、将来必要となるであろう知識を自分のペースで勉強する、そして語学力はとにかく必要― 例えば通関士試験には「通関業法」や「申告書の作成実務」のような、通関業者にならなければ役に立たないような科目もあります。そんなのをやるくらいだったら、他の勉強をした方がいい。まずは①英語等の語学力は絶対。TOEICでは800点を目指すべき(バイヤーであれば650は全然足りない)。できれば中国語等の他の外国語も。②外国為替:つまり貿易が「モノの流れ」であれば、「その逆向きの、カネの流れ」を理解しておくこと。③法律知識:国際間の商取引を行う上ではある程度以上勉強しておくべきでしょう。それと、勉強とはいえないかもしれませんが④論理的思考能力や交渉力等のビジネススキル、そして商取引の商品が固まったら、⑤その商品知識、こういったものをよく勉強しておくべきですね。 2.「就職」としては、「貿易関連」に拘らず、国内取引でもいいから、とにかく営業の経験を積む― 海外ビジネスをやっている人達には、最初から貿易をやっていたのではなく、まず特定の商品で国内取引の経験を積み、海外取引にも手を伸ばす、という人が多いように思います。あなたも就職に際しては、「海外取引」の職種ではなくとも、とにかく正社員の総合職=営業的職種を目指すべきと考えます。その中で基本的ビジネススキルを磨いて、自分でも英語を勉強して、徐々に海外取引にも目を向けていく、そういうプランを練ってはいかがでしょうか。

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