解決済み
元アニメーターです。 僕がいた会社は、会社が携わった作品のメカ3点、人物3点、の提出と具体的に指定されていて、面接のときに、その場で2時間以内に渡された人物全身、アップ、メカの計6点の模写をし、デジタル作画の会社だったので、つづけてPCでのペンタブを使っての模写をしました。ちなみにペンタブ使うの初めてでした。 ポートフォリオにはトレースしたものは絶対入れないほうが良いです。 なぜなら、トレースして綺麗にされた線ではその人の技量が計れないからです。 綺麗な線なんて時間をかければ誰でも引けるので、はたしてその絵が短時間で描かれたものなのかゆっくりと時間をかけて、もしくは何度も描きなおして描かれた絵なのか判断できません。例え複雑な姿勢構図でもどのくらい時間がかかったのかが重要です。もしその送ったポートフォリオがキャラクター(オリジナルなど)だったらキャラクターデザイナーになるわけではないし、相手が知りたいことではありません。 よって自分の力を見せたいのに、綺麗にトレースした絵を見せてしまったら残念です。 トレース技術なんて実践でどんどん綺麗な線を引けるようになっていきます。 アニメーターに必要なのは、デッサン力とスピードです。 相手側が知りたいのは、はたしてこの人はどのくらい正確に描く力があって、どのくらい早く描けるのであろうか、面接ではどんな人物なのか(普通にコミュニケーションがとれてよっぽど変な人じゃなければ大丈夫) アニメーターの場合適したポートフォリオは一番はクロッキーです。他にデッサン。 例えば、1分もしくは30秒、10秒で描いた人物、色んな姿勢のクロッキーを少なくても100点ほどは用意しておきましょう。 クロッキーは短い時間でどのくらい描けるのかその人の力を見るのにとてもいい情報です。 クロッキーだけでは心配なら、デッサン、他には、自分が描いた原画を出すのもいいです(この場合トレースしてても大丈夫です) 落書きは、クロッキーのような技術が判断できる絵なら入れてもいいと思います。ただ普段ほんとうにお遊びで描いているような絵なら入れないほうが良いでしょう。 ・ポートフォリオには、クロッキー、デッサン、原画!! ・トレースした綺麗なものは入れない!! ・とにかく数を多く!!(沢山のクロッキーからは技術だけではなく、努力できること、やる気などが感じられます) この点が重要になってきます。 面接にまでいった会社があるのはすごいです。頑張ってください。
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