会計士試験の試験科目には、企業法という法律科目があります。法学部で企業法を学ぶということを考えれば、その点においては有利になるでしょう。 一方、商学部では、履修科目の多くが会計の科目や経営の科目といったように、会計士試験とかぶっています。したがって、学部の勉強との相乗効果が得られやすいので、その点においては、不利になるでしょう。とはいっても、ここでいう不利というのは、学部の単位がとりやすくなるか否かということです。学部の会計科目の内容より、会計士試験の勉強のほうが高度なので、学部の試験勉強などにあまり力を入れなくて済むので、有利という意味です。その点、法学部の試験勉強などに時間を多く取られて、不利になるかもしれないという意味での不利です。 何が言いたいかというと、会計士試験の勉強を専門学校でやる分には、有利・不利はないでしょう。差がでるとしたら、学部の勉強に投入する時間の割合が、商学部・経済学部よりも多いと思われるので、不利になる可能性があるということです。
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