解決済み
1 地方裁判所における裁判の結果有罪にしろ無罪にしろ控訴があり高等裁判所に審議が移りますが、検察官は地方検察庁の検察官から高等検察庁の検察官になるのか?2 警察のトップは警察庁でその上に国家公安委員会があるので警察は行政。検察庁は法務省の管轄。ではやはり行政?それとも司法?三権分立していないのか? 3 立法のトップは国会の議長?行政は総理大臣、司法は最高裁判所長官。地方検察庁は地方裁判所、高等検察庁は高等検察庁、最高検察庁は最高裁判所と並んでいるようなピラミッド型というようなことを本で読んだ。でも最高裁判所長官は司法のトップなのに検事総長はそうではない。では最高裁判所長官の方が検事総長よりえらいのか?
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A1:高等裁判所での公判は高等検察庁検事が対応します。 A2:警察庁も法務省も行政という位置づけになります。警察に関しては、その人事権が公安委員会にあるため、内閣のコントロールが効かないけれど、独立行政員会の国家公安委員会の下にある組織です。従って、情報公開法の対象となる機関です。 法務省に関しては、最高裁判所と判検交流と俗称される人事制度で、裁判所の行政訴訟担当の判事が法務省に出向して訟務検事となる等の、行政と司法の癒着であることは間違いありません。 A3:最高裁判所長官のほうが検事総長より格上かというと、そうなります。最高裁判所長官は衆議院議長、参議院議長及び内閣総理大臣と同額の俸給であるために、形式上は同格となります。しかし、最高裁判所長官は国民の選挙による選出ではないため、一ランク下と見なされています。要するに、「威張りたかったら、選挙で当選してこい」ということです。 検事総長は大臣と同額の俸給であるために、法務大臣と同格という扱いです。
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