解決済み
大卒警察官には三種類あります。 1)都道府県警(地方)採用の大卒。ノンキャリ。警察学校卒業後、巡査に任官。一年後に巡査部長受験資格。昇進試験に合格して昇進。 2)国家公務員Ⅱ種採用。準キャリア。巡査部長からスタート。昇進試験なしで昇進の特権。 3)国家公務員Ⅰ種採用。キャリア。大部分は東大卒。 警部補からスタート。一年で警部に昇進。20代で警察署長に昇進。超スピード出世。警察庁の局長以上の幹部はこの採用区分から登用されます。昇進試験はなく年功序列で昇進の特権階級。 一般的な国公立大学入試より一次試験(あしきり)の学力試験がやさしいのは、二流の私大卒が多い1)だけです。受験者の5~7割が合格します。 ただし二次試験の体力試験、人物を見る面接試験、三親等以内の身内に犯罪者、共産党支持者がいないかを調べる厳しい身辺調査で大量の不合格者が出ます。採用試験は一次より二次が重視されます。倍率は警視庁の場合約8倍です。この意味では1)でも地方の国公立入試より難関と言えます。 2)と3)は全国で採用が10名前後で、一般的な国公立入試より難しいのです。特に3)は東大でも上位の成績でないと採用されません。 余談ながらテレビに出ている田宮元捜査一課長は中央法科卒。1)のノンキャリとしては異例の大出世をしました。 Wikipediaより引用:田宮 榮一(たみや えいいち、1932年10月16日- )は、日本の警察官・コメンテーター。現在、日本テレビ客員解説員。 日本統治下の台湾生まれ、山形県西村山郡河北町で育つ。山形県立谷地高等学校、中央大学法学部卒業。 1952年、警視庁採用、巡査。 成城警察署長、刑事部捜査共助課長、同部鑑識課長、捜査第一課長、新宿警察署長、刑事部刑事総務課長、同部参事官、警視庁警察学校長、警ら部長などを歴任。
なるほど:1
センター試験を受けて国公立の大学に合格する方が難しいでしょうね。
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